みちゃいな ★★★

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2004.07.03

上海と自転車の相性

(5)

テーマ：中国工作(23)

カテゴリ：カテゴリ未分類

　土曜日だというのに、夜の会議に対して体力を温存、

　最近、おりたたみな自転車をかった。上海でも結構流行っていて
というのも日本や台湾それにアメリカの業者がこちら中国で製造している
おかげかもしれない。７００元もする自転車を始めて買いましたよ。

　中国じゃ１００～２００元（3,000円以上はだせないということ、所謂ケチ）
で今までおんぼろ自転車を買っていたのに・・・

　最近では、電動自転車もたっくさん走っている。ブルブル。
ブラシレス直流「モーター」の機能自体が上がり、そんなに音はしなくなったが

　小型化に向けていろいろモーター会社と模索中。自転車は趣味だからそれが
仕事となるのは、うれしいですね。と勝手に趣味と実益を仕事に投入中。

　日本では、自宅から会社まで霞ヶ関の桜を横目に九段の坂を下って上って、
なんてやって会社に着くと、そりゃーもうバテバテ。昔は某新聞社のシャワールームを
無断に使っていたが、それも取り締まり強化ということで不可能になってしまった。サリンめっ。

　何せ毎日１２ｋｍの距離を３０分で走破しないと会社には間に合わないのである。
もっと早く起きるのは嫌だったし、そういうゆとりのある生活はしていなかったのだ。
会社についた頃には、スターバックスのコーヒーが置かれている。置かせていた。
それを飲みながら仕事につくのが本当に好きだった、かもしれない。（忘れた・・・）

　さて、中国は日本に比べて坂が少ない。よって自転車が売れる、電気自転車も売れる。
はずなんだけどな～。タカ○もブ○ジス○ンも電気自転車はイマイチ売れていない。

　そうです。自転車泥棒が多いのです。特に新車は深夜の間、家の前なんかに置くと
自動的になくなります。いやホントに。彼らTHE泥棒は組織が出来ていて、
夜トラックでアパートの自転車置き場にやってきます。そして、良い自転車を選り好み
した上で、ささっと鍵がついたまま、もっていってしまうのです。このやろー。

　つまり、高すぎる自転車は売れないのです。だって盗んでちょーだいといっているようなもの。

　で、いろいろ考えた末に折りたたみ自転車を購入することにしました。（３ヶ月程度悩む）
1.夜、家に入れることが出来る　　　　　　　　　 →泥棒対策
2.地下鉄・タクシーやバスに載せる事が出来る →雨の多い上海対策
3.日本にももって帰ることが出来る →気持ちの問題です

　こんなにすばらしい３点メリットはないでしょ～、ねえっ。
って隣に座っている中国人にいうと・・・首を横に振ります。

　「しゃんぷー、甘いよ『ちみ』は。家に自転車を入れるところを近所の人に
見られていないかい？？そんなことをしたって、家に入られて結局とられちゃうんだよ」
・・・・へっ？・・・・うそっ？・・・・また～・・・・しかしそういやまわりの視線気になるよな・・・・

　ということで、まいにちおどおどしながら家に自転車をしまっている始末。
まわりに誰もいないのを確認して、自転車をしまいます。見るなっ！

　ＭＹ自転車に興味を持つ中国人は多く、自転車で滑走していると隣まで
一緒に滑走してきて、「それいくら～。早いの？遅いの」と気軽に聞いてくるので
「き～っとニラミ返し、５００元、おっそいぞ～。こんなに漕ぐの大変っ」
というと向こうが満足そうに「ふふっ」、と笑って去っていきます。しっ失礼なっ。

　正直ほっとしちゃう、なんて思っちゃうオレ様はアホかっつーの。アホである。

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