☆NPO法人smile catのにゃんこたち☆

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不幸な猫に心を痛めている人へ

≪ 不幸な猫に心を痛めている人へ ≫



痩せてお腹を空かせた猫が目の前にいれば、エサを与えたくなるのは少しも変なことではありません。むしろ、その優しい気持ちは大切にしたいものです。

ただ、エサを与え続ければ、猫はその場所に居着き、排泄し、繁殖するようになります。
地域に1~2匹程度の猫がいてもあまり問題にならないでしょうが、 数が増えるにつれて、糞や尿などにより猫は迷惑なものと感じる人が増えていきます。
猫の問題が起きている地域は、多くの場合このような経過をたどっていると思われます。

「飼い主のいない猫」は自由気ままに生きていて、一見幸せそうに見えますが、暑さ寒さだけでなく交通事故や感染症の危険にさらされるなど、厳しい環境の中で生きており、 何より人に疎まれる存在になってしまうことが不幸であると言えるでしょう。
また、これらの猫が産んだ多くの仔猫が、行政に引き取られ処分されているという現実もあります。

このような不幸な猫を少しでも減らしていこう、地域の理解を得ながら活動を進めていこう・・・このようなことは口で言うほど簡単なことではありませんし、時間もかかります。

猫が多い原因や、地域を取り巻く環境も様々で、取り組みの手法に決まった型はありません。
その地域の特性や活動する人によって、様々なやり方があると思います。

あなたが新たに活動を始めるにあたって、どのような手法が適当かわからない場合は、地域猫を推進している 「NPO ねこだすけ」 や、地域で活動されてるボランティアさんと相談しながら進めていくといいと思います
協力的な行政の場合は、地域ボランティアさんとも密に連絡を取り合っていますので、相談するといいでしょう。


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