久しぶりにJAZZを取り上げます。9月になり暦上は「秋」ということで、秋に相応しいのは何かないかなぁ?と行き着いたのが、”サムシング・エルズ” キャノンボールアダレイリーダー作です。このアルバムは、JAZZを聞き始めようという方には入門的なもので、いわゆるモダンジャズとは何ものなのか、ブルーノートの音ってどんな音?という問いに少なからず答えてくれる作品です。逆に言えば、これを聴くのが耐えられない場合は、他のモダンジャズも??( ^ ^ ;??ということになると思います。演奏しているメンバーは、マイルスデイビス(TP)、ハンクジョーンズ(P)、サムジョーンズ(B)、アートブレイキー(DS)、そして、キャノンボールアダレイ(AS)ということで1950年代後半当時の最強、最脅威のメンバーです。いろんなところで書かれていますが、ソロ(アドリブ)を演奏する時間はこのアルバムのリーダー(キャノンボールアダレイ)が一番多いですが、当時のジャズ界での影響力、そして、他の当時のマイルスのアルバムを聴いて思うに、「実権」はマイルスデイビスといって間違いないでしょう。この一枚秋の夜長に・・・・・。そう、秋だからって、このアルバムを選択したのは、非常にベタですが、#. Autumn Leaves(枯葉)が入っているからです。主題となるメロディーは最初マイルスがミュートしたトランペットで吹きます。種々枯葉を録音しているアーティストがいますが、いわゆるジャズの枯葉はこのように演奏するというお手本が聴けます。#2. Love For Sale #4. One For Daddyもお奨めです(*^ ^*)
1. Autumn Leaves 2. Love For Sale 3. Somethin' Else 4. One For Daddy 5. Dancing In The Dark 6. Alison's Uncle