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December 25, 2011
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カテゴリ: 音楽
《チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲》
東京フィルハーモニー
指揮;チョン ミュンフン Vn庄司紗矢香     でした。

 この曲は チャイコフスキーが当時 療養生活を送っていた時、励まし支えた弟子ヴァイオリニスト ヨシフ、コーテフへの同性愛の想いが込められている。

 ゴシップを避ける為に コーテフに演奏依頼しなかった。属音が響き主題を断片にチラつかせ期待を煽る序奏部に、ヴァイオリンが登場 爽やかに主題を奏でる。重音とリアルな音に視覚的な効果をもたらし、オクターブグリッサンド 効果的な重音使用によるカデンツァで ドラマチックに盛り上げる。 

 当時 甘美さと躍動感の溢れるこの曲は「感情の振れ幅の大きい音楽」(3楽章は特にエキサイティングで)とされ 「悪臭の漂う曲」と批判されていたB

と TVで言ってました。

チョン ミュンフンと庄司さんの情熱溢るる演奏よかった~~♪♪

*******************



ブラームス最晩年の曲。既に引退を考え

ていた彼だが、クラリネット奏者ミ

ュールフェルトの演奏に感動し作曲

する。この作曲に関してブラームス

はクララに「蛇が尻尾を噛んで輪は

閉じられる《完結するという意

味》」 手紙に書いている。

ピアノソナタ1番は、クララのメロ

ディーといわれるシューマンの愛用

した♪ドファミレドから始まってい

るが、この曲もクララのメロディー



まじったかの様な1楽章。けだるい

2楽章。明るくリズムカルな終楽

章。

《シューマン『詩人の恋』》



歌は詩人の表向きの心を表しているが 裏腹の本音はピアノで表現される。終曲において 詩人は自分の恋を棺桶に葬る・・その後のピアノのたゆたうような2分近くの後奏は 聴き手に想像を与え 詩人に希望が待ち受けているであろうことを優しく物語る。


****************

《シューマン幻想曲ハ長調》

先々週の 名曲探偵アマデウスでは
シューマン「幻想曲ハ長調」があってました。

25歳のシューマンが 16歳のクララを想って作った曲。

クララが12歳の時に作曲したモチーフ
を 敢えて 曲の中にちりばめてあり、
そして クララ「CLARA」の中の
「C(ド)」「(L)A(ラ)」「(R)A(ラ)」の音の配列でメロディーでよびかけることで クララに対する強烈な情熱が感じられる曲。

1楽章
ただような旋律からはじまり 情熱的で
力強い愛のメッセージを込められている。
さらに シューマンは 『詩的観念を
音楽で表現する』『ふつうの人には解らないが 真理を求める人にはわかる』というロマン派的概念が強く、こと細かく
音楽で説明せずに 聴き手に 余韻を
もたらし想像させることを期待し
理論的に必要な和音をわざとはぶいて 聞き手に その聴こえぬはずの和音を こころに感じさせるとか、 なかなか
解決しない和音を(不安が高まる効果)最期の2小節になって 主和音に解決
させるとか 聴き手の心理的な効果も考えて作曲している。

彼は 音楽雑誌に、「フロレスタン(陽気で活発な自分)」「オイゼウス(冷静
で静かな自分)」にわけて 対談させて
いる。もともと そういう分裂的気質の
あるシューマンは、「フロレスタン」的
部分と「オイゼウス」的部分が 曲に 対照的に表れる。

2楽章

はなやかな フロレスタン的要素の強い
曲。

3楽章

しずかで 幻想的。オイゼウス的要素の
強い曲。


流暢で綺麗な曲です。

演奏は 伊藤恵さんでした。

****************

《チャイコフスキー交響曲4番》


チャイコフスキー 離婚し 様々な苦悩で
自殺未遂まで起こした後に書かれた大作。
チャイコフスキーの物凄い再起力に驚かされる。

○1楽章
 これは、目的を遂げようとするのに それを
 妨げる「運命の力」。常に魂をさいなむようなもの・・  なのだそうで、、

力強いファンフアーレで始まる序曲は、ベートーヴェンの「運命」のリズム引用したものらしいです。
過酷な運命からのスタート。

そして 踊れない憂鬱なワルツ。

○2楽章
 不安で憂愁を感じさせられる曲

○3楽章
   ユーモアな部分がでてきます。

○4楽章
簡単に言うと
「人の楽しみを楽しめ」という曲。


 「自分の生活に喜びを見出せないのなら、周囲の生活を楽し んでいる人々の中に飛び込んでみよう。周囲の人の楽しみを楽しむことによって生きる希望が持てるようになるだろう…」
という曲なのだそうで、奥深いものを
感じさせられます。

自分の可能性を信じ 創作することによって
過酷な運命を乗り越えたチャイコフスキー
素晴らしいなぁ と思いました。

*****************

《ショパン ピアノソナタ2番》

この曲 ほとんど聞かないです・・
だって「3楽章」が 葬儀で使われる
「葬送行進曲」。あの タン タン タ
タン ターカ タン タ タン タ タン♪の曲です。
しかし、中間部には 故人を偲び 空を
仰ぎ見るような美しいメロディーです。

これ 途中から観たので、残念ながら
1・2楽章の説明は聴けませんでした。

4楽章も わけのわからない目的地の
あてのないような曲。
ショパンは敢えて『両手のおしゃべり』
と説明しているだけ。謎。
解説者は 死者のその後をものがたって
いるのでは・・と・・ それで 宛のないさ迷い それはわかる気がします。

小山実智恵さんの しっかりした そして優雅な演奏でした。

ショパンピアノソナタなかったので

とりあえず 小山実稚恵さん演奏の

ショパン ノクターン13番貼り付け
http://www.youtube.com/watch?v=f9nQGP3LAh8

******************

《ヴィヴァルディ四季 冬 2楽章》


名曲探偵アマデウスの再放送で
ヴィヴァルディー四季の「冬」2楽章
聴きましたので(10月にも 以前
詳しく 書きましたが)
ヴィヴァルディーが 「冬」の情景と
それを兼ねて ピエタ教会で音楽教師
をしていたヴィヴァルディーが
慈善院にひきとられた身寄りのない女性
達の気持ちを温める意図もあって 書かれたものだとか。

厳しい寒さの中・・
チェンバロは 窓の外の雨
チェロは 暖かな暖炉の火を表現・・
そして ソロヴァイオリンが 美しく
温かく澄んだ音色で 奏でられます。

この曲
 ↓
http://www.youtube.com/watch?v=CipN2ZinDBM



****************

《ホルスト「木星」》

今日は ホルストの惑星『木星』。

『木星』は 7つある惑星の曲の中の
真ん中にある4番目にある『歓喜をもたらすもの』曲。

1火星 戦争をもたらすもの
2金星 平和をもたらすもの
3水星 翼のある使者
4木星 歓喜をもたらすもの
5土星 老いをもたらすもの
6天王星 魔術師
7海王星 神秘なるもの

 占星術から影響を受けたともいわれているが 人間の人生を描いたもので、
『木星』を中心におくことで 人間の絶頂期「人生は 素晴らしいもの」という
ことを訴えたかったらしい。

 木星ー この曲の第4主題は
平原綾香の歌でも有名になった部分ではあるが、この曲は「ヨナ抜き音階(音階の4・7番目?つまり ファとシ?のぬけた音階 ・・ 日本音階 スコットランド民謡音階もそうであるらしいが 郷愁を誘う音階で書かれてあるらしい。
たとえば「赤とんぼ」とか「蛍の光」とか。

 冒頭の第1主題から順番に追っていくと、
同じ音型を繰り返すヴァイオリンによって 何かが始まる予感を表現してあるらしい。

第2主題 軽快
第3主題 民族舞踏風の3拍子
第4主題 かのJupiterの部分
後 それぞれの主題が再現され
最後に 第4主題が再現され終わる。



 ホルストは、手の神経炎で ピアニストを断念し 教育者として生きる傍ら
この曲を作曲したらしい。
 この曲は世間的な評判がよかったが
彼は 世間的にうけるものより 自分の
価値観にそったものを作曲し続けた・・
が 世間の評判はよくなかった。
「芸術家は 世の中で上手くいかないことを祈るべきだ」と 彼は言葉を残して
いる。

 「惑星」の最終曲 「海王星 神秘なるもの」のエンディングは 女性達の
コーラスで フェイドアウト(だんだん 遠く消えていくように)していく。
それも 女性コーラス隊は舞台にみえない場所に と指示してあるらしい。
なので エンディングの女性コーラス
は 舞台の袖口に設定され歌われるの
だとか。

 によって 未来への どこまでもひろがる 期待希望 を 表現してあるらしい。

*************

《名曲探偵アマデウス四季 秋・冬》
 昨日は これを観ました。

 この曲は ヴィヴァルディが ベネチアで作曲したもの。
その当時 18世紀 ベネチアでは
観衆は 解り易い音楽を求めていたらしい。
 なので、この曲は パフォーマンス的に豊かに表現して 演奏されたらしい。

 曲に それぞれ「ソネット(詩)」が
つけられている。

《秋》
1楽章 
 若者は 踊りと歌で 豊かな収穫を祝う。

2楽章
 酒に酔って眠る若者。

3楽章
 狩の様子。


《冬》
1楽章
 冷たい雪の中で凍え震える。
寒さに耐えられず 足踏みしては走る。
あまりの寒さに歯の根があわない。

2楽章
  外は雨で 濡れそぼっているが
火の傍らで しずかな満ち足りた
刻を過ごす。

 ソロヴァイオリンがメロディーを
奏で 他のヴァイオリンがピチカートで
雨を表現。チェロの繰り返しの音型は
暖炉の火を表している。

 ヴィヴァルディーは、
ピエタ教会で音楽教師をしており
慈善院にひきとられた身寄りのない
女性の集まりを指導していたことも
あり、彼女等の心を温めたいという意図
も あったらしい。

 確かに この曲は こころ静かな
あたたかい曲。
私も この曲は ほんわりして
沈黙の中にあるあたたかさを感じて 『四季』の中では 1番好きかも♪

3楽章
 氷の上を歩く。転ぶといけないので
ゆっくりと 用心深く。
厳しい寒さ。

 扉から はいってくる音がする。 
東風のあたたかな風。
このメロディーは、『夏』の1楽章の
引用であり あたたかい春の予感を
示唆している。
だが また厳しい寒さに包まれる。

 そして 「ソネット(詩)」は
こう締め括られている。



_これが 冬だ_ 
しかし こうして 冬は 『喜び』を
もたらすのだ_     

           と。









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Last updated  December 25, 2011 04:37:49 PM
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