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先日、カズと図書館へ行ったときのこと。
閉館15分前のぎりぎりの時間。
カズは自転車、私は歩き(歩いても10分くらいの距離)だったので、
「先に行って選んでて」と私。
図書館に着くと、入ってすぐの児童書コーナーでカズは本を選んでいた。
私はその様子を横目で見ながら、自分が借りたいコーナーへ。
選び終わって、児童書コーナーへ行くと
選んだ本だけ山積みになって、カズの姿はない。
ちょっと探したけどいなくて、もう閉館の音楽も流れているので
本を借りて図書館を出た。
自転車置き場を見てもカズの自転車がないので
1人でさっさと帰ってゲームでもやってるのかな?と予想した私。
5時の鐘が鳴って、あたりはもう真っ暗
もう冬かなーなんて思いながら歩いていると、前から自転車に乗ったカズが。
「ママ!!」
「カズ?どこ行ったかと思ったよ。帰ったんじゃないの?」
「帰ってないよ!ママを探してたんだよ!」
「・・・心配したんだよ・・・」と言うとグスっと泣き出した。
「えっ???」
どうやらカズはママがまだ図書館に着いていないと思って
どうしたのかと思って外を探していたらしい。
一度家にも帰って、パパにもママがいないか聞いたとか・・・
ごめんね~着いたとき声をかければよかったね、と謝る私。
そしてグスンと声をあげずに泣いているカズに
なんだかジーンときてしまった。
なんて優しくて可愛いヤツ
自転車をひきながら歩くカズと並んで歩く秋の夜は
ほっこりほかほかあたたかい気分でした
ちなみに、パパにその話をして「パパも心配してよ」と言ったら
「そんな距離で心配しねーよ」と言われましたとさ(そりゃそーだ(笑))