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佐野洋子さんと言えば絵本「100万回生きたねこ」が有名だけれど、
この方のエッセイがヒジョーにいい
とりあえず、絵本作家は優しげでおしゃれで・・・という勝手なイメージは
佐野さんに関してはことごとく吹っ飛ぶ。
「歯に衣着せぬ」という表現が本当にぴったりだし
たまに本当に吹き出してしまった。(←本読んで笑うのあやしい)
ときに意地悪ばあさんかと思うような行動をし
知り合いだったら怖いかもと思うくらい毒舌なときもあるけれど、
ぼーぼーに泣く(この表現がいい)ところなんてまっすぐで胸をうつ。
強いけど繊細な方・・・なんだろうな。
ガンを患ってからもさらにパワーアップしていく
豪快で潔よい生き方は、ひたすらすごいと思う。
昨年に亡くなられたのが本当に悲しくて残念で。
ちなみに、詩人の谷川俊太郎さんの妻だったこともあると知って
またびっくりだった。
私が最初に読んだエッセイで、佐野さんにはまったきっかけの本。
佐野さんが群馬の田舎で暮らしている頃に綴ったもの。
周囲のお友達の話や猫の話が胸を打った。
「役にたたない日々」
このエッセイでガンになったことを告白。
機嫌が悪いんだけど、面白いし、なんだかすごい。
そして老いること、その生き様に考えさせられる。
「おじさんのかさ」はカズの国語の教科書に載ってた。
おじさんがかわいいお話。
カズと読んだ児童書「おぼえていろよ おおきな木」も良かったな。
(エッセイを読んで、妙に納得したけど)
これから「しずこさん」を読む予定。
めちゃ楽しみです。
カズオ・イシグロ受賞で喜ぶ 2017.10.12 コメント(4)
読書の記録☆岩合光昭「島の猫」ほか 2016.10.05 コメント(6)