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何の発表会かもわかっていないものの
夜に友達と出かけるのが楽しみな様子。
そろばんを早めに行くなら、とOKしました。
(そろばんの時間とかぶるので)
一緒に行く友達のママと話す機会があったので
なんの発表会かを聞くと
「施設の発表会なんだよ」と・・・
私、児童養護施設が近くにあることも
同じ学年に施設から通う子どもたちがいるということも
まったく知りませんでした。
それを聞いて思い出したこと。
クラスでハロウィンパーティーをやるときに
友達がミイラをやるために
トイレットペーパーをカズに持ってきてと頼んだのです。
家にないからと・・・
そのときは、家にないわけないだろう、と思ったけれど
そういうことだったのね・・・
断らなくて良かった。。。
発表会は9時近くに終わるので
お迎えついでに早めに行って私も見ることに。
女子のダンスや歌、同級生たちは劇をやりました。
そのほかにも航空会社の方のクイズ大会や
子供たちへのプレゼント
(カズたちにもくれました)
オジサマ合唱団のゲストによる合唱などもありました。
最後に18歳の青年の挨拶。
3歳から施設に入っているその青年は
3月の卒業とともに施設を退所予定。
高校では学年トップの成績、
航空会社の関連会社に就職が決まったそうです。
幼い頃から施設で育ったいきさつを考えると
胸が本当に痛い・・・
けれどその立派に成長した姿は
感動するものがありました。
カズには行く前にはあえて何も言いませんでした。
帰ってくると
「オレ、知らなかった。みんな親がいないんだね。
悲しかったけど、
ディズニーとか色々イベントがあるからまだいいよね」と。
(プログラムの他に年間スケジュールが配られた)
それから、私が以前に見た
施設の子供たちのドキュメンタリー番組のことを少し話しました。
施設の先生が
「どんなにイベントなど色々なことをやっても
親のいない寂しさは埋めきれない」と言っていたこと。
たまに親が会いに来る子が、
親が帰るときにボロボロと泣いていたこと。
当たり前の今の環境は
実はとても恵まれているのだということ。
カズも感じるところがあったと思う。
私にとっても貴重な時間でした。

週末、ごちそうは食べたので
25日はお菓子の家をカズと作りました