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冬休み最後の日の話
「明日学校行くの、嫌だなー」と言うカズ。
「冬休みは短いからね。
でも3学期は短いからいいじゃない」
「それもあるけど、なんか学級委員になりそうな嫌な予感がする」と。
嫌な予感って・・・
まあ、相変わらず恥ずかしがり屋で前に立つのは苦手なヤツなのでね。
なんでも、修学旅行の班長を推薦で決めたとき
得票数が一番多かったのがカズだったとか。
だから、もし推薦だったらなっちゃうかもしれない、と。
あはは。なるほど、そういうことか。
「まあ、今までだって推薦されたときかたくなに拒否してきたんだから
1度くらいやれってみんな思ってるかもねー。
もし選ばれたら1度くらいいいんじゃない?」
でも、2学期の委員長は立候補が何人かいたんじゃなかったっけ?
なれなかった子がまた立候補するんじゃない?」と言うと
「そっか。あいつにまた立候補しろって言おうかな?
だいたい、オレ、
運動とか勉強は少しは人よりできるかもしれないけど
まとめるのとか得意じゃないし・・・」とブツブツ言うカズ・・・。
そして始業式の日
帰ってくると「委員長」とカズ。
「なに?委員長になったとか?ウソでしょ~?」と言うと
「委員長になっちゃったよ!」と。
思わず私、ホントに?と笑っちゃいました。
いや、冗談かと思いましたよ。
だってカズは自己分析通り、
人をまとめるというよりは人に合わせるタイプで。
今の担任の先生も
「彼はリーダーになれる要素も持っているのだけれど
本当にシャイですね。
前に立つと赤くなっちゃったりして・・・。
なので、スーパーサブがいいと思います!」
なんて言っていたんです。
とにもかくにも委員長決めでは今回は立候補は出ず
結局推薦になりカズが選ばれたとのことで・・・![]()
なんとまさか。
小学校の最後の最後で学級委員長になるなんて。
本当に驚きです。
小学校に入学した頃は、
こうなるなんて正直これっぽっちも予想していませんでした。
1年生のはじめの頃は、非常ににぎやかなクラスメイトの中
シャイで目立たないカズは
「唯一大人しい子」とクラス担任に言われました。
「でも、お母さんが明るいから大丈夫」
みたいなことも言われたような・・・
静かで心配されていた?
慣れた頃には元気になっていましたがね。(発表は少ないけど)
はっきりものを言わない子だったので、
友達にもたいてい最初はなめられていました。
でも、しばらくたつと関係性が微妙に変わってくる。
仲良くなると見直されるのかな?と
ひそかに感じていた私。
そうやって、たくさんの友達や先生との関わりで
変わっていったのかもしれません。
関係性だけでなく、カズ自身も。
「受けたからにはしっかりやらないとね」と言いました。
こういう経験は社会人になってからも、必ず役に立つよ、と。
渋々ではあっても引き受けたのも成長。
友達はみんな、カズのことをわかってくれているよ。
最後までしっかり頑張って欲しいです

ママ友にマカロンを大量にもらいました
30個以上あったので冷凍しましたよ。
工場で作った失敗品なんだってー
めちゃ美味しかったです