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2010.04.26
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カテゴリ: 過去の話



私の母はとーーーっても怖い人でした。
何が1番恐ろしいか?
それは、

 いつ怒り出すか、何をすればどれくらい怒られるのか?

ということが全く読めない人だったからです。
こんなことで?と思うことで怒られる。
絶対に怒られる!と思うことで怒られない。
自分の機嫌ですべてが決まるのですから、子どもは大変です。

ドラえもんに出ていた、手鏡を相手に向けて見ると機嫌が天気で
見られる、といったアイテムでした。

散々怒られました。手はそれほど出されなかったように思いますが
とにかく気が狂ったようにヒステリックに怒る人でした。
でも、私はまだマシだったと思います。

最大の被害者は、4歳上の兄です。
まったく空気の読めない人で性格も母に似ていたので。
些細なことでたたかれて、蹴飛ばされて、追いかけられて・・・
あのときの母の顔は本当に鬼でした。

そこまで怒られるようなことを兄はしていないのに。
誰もヒステリーを起こしている母を止められなかった。

強く強く心に刻み込みました。

人の顔色を読むこと、場の空気をいち早く察知すること、
脳はそのことに重点を置くように訓練して成長しました。
母親の機嫌を悪くしないこと、自分の身を守ることだけを
考えて過ごす家の中。


いやなことを考えないで済むのは、夢の中(寝ているとき)だけだったから。
ひたすら、食べて寝る。趣味はラジオと読書。


今は冷静に考えることができます。
母は神経質な人で、フルタイムの仕事をしていても食事に手を抜くことは
無かったし、部屋もいつもものすごくきれいでした。
たまに友達の家に行ったけれど、みんなすごく汚くて暗くて。
中には匂う家もあって・・意外に思いました。

そんな母だから、やっと手に入れた自分の家を守るために
必死だったのだと思います。
休みの日も、自分の趣味(登山)で家にいたことはなかった。
でもいない方がマシだ、そう思うようにもなっていたのです。
昼も、夜も、きちんと用意して行く人だったので食事の心配はありません。

父は無口な人です。
ただ毎日仕事だけは真面目に行く。それがいいとこです。
日曜日はずっと横になってラジオを聴くか、テレビを見るか、でした。
子どもにはあまり興味が無い、そういう印象です。
後年、孫が生まれてもいつもうるさそうに見ているだけでした。

そんな私の両親。
母は月に1度しかない休みの日曜日に、山へ行ってしまう。
そのことで父との仲はもっと悪い方へ向かいました。
離婚の話も何度も出ましたが、いつも決断できなかったのは
お互いに地方出身者で、帰る家が無かったからかもしれないし
私達をどうするか?という問題であきらめたのかもしれないです。


続きます。












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最終更新日  2010.04.26 10:41:17 コメントを書く


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