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2010.05.28
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カテゴリ: 過去の話


 が、話の筋から離れてしまうので、番外編としました。

【兄のこと】

うちの母はとーっても厳しい人です。
とくに厳しかったのは食事のマナーでしょうか。
でもそれは父も兄もなんです。
一緒に食べていても何かと注意を受けるので全く気が抜けません。
とにかく、一言で言って『息苦しい』家族でした。

前に一番の被害者は兄、と書きましたがその受けたストレスは

そう。妹である私なんですよ。
で、それが母にばれると怒られてそのストレスが私に来る。
その繰り返しでしたね。結婚して家を出るまで。

でも、兄は男です。
いつかは身長も体力も母を超えます。
そこから逆襲が始まるのです。

(兄の経歴)
おバカな私立高校に行きました。
専門学校に1年行きました。
就職しました。(全寮制)
2ヶ月で退職。


バイトをしていないときは昼間は寝て、夜外出する生活。
親が仕事の話をすると「わかってる!」と言って暴れました。
家中のドアには穴、冷蔵庫にはへこみ、壁にもへこみ、
ふすまは破れ、室内ドアのガラスが割れました。

食事中にその話をされ、怒って全部ぶちまけたことも。

私も片づけを手伝ったけれど、見ないようにしました。

私も殴られたことがあります。
腕に、ゲンコツで殴られたので大きな痣ができました。
私は泣きませんよ。
こんなやつのために流す涙なんかない!と思っていたので。

家族にそういう状態の人がいる。
毎日毎日、帰宅するたびに気を使って・・正直辛かったです。

でも、そんな我が家に救いの手を差し伸べてくれる人が現れました。
某巨大宗教団体の人です。
兄の中学時代の同級生でした。
あきらめず、何日も通って話をしていったようです。
最終的に兄は入信しました。
そこからは少しずつ、仕事も探して・・紹介で正社員になりました。

でも、3年位前にサラ金からの借金が発覚。
今は自己破産の申請をしています。
結婚はしていません。家に母と二人で暮らしています。
自室は趣味の物で溢れ、足の踏み場もありません。


私が結婚して、何年かしたあとに兄と話す機会がありました。
私を殴ってしまったことをずっと誤らなければ、と
思っていたそうです。
母にやってしまったことも、反省していました。

兄は直情的なタイプで、自己をコントロールできないんですよね。
今は年をとっていくらかできるようになっただけで。
会うたびにまだ私は信用できないので、少し身構えてしまいます。

母も言っていました。
「私が無理をしたばかりに、そのストレスを家で発散して・・
〇(兄)を追い詰めてしまった」と。
「だから、今その復習をされているの。死ぬまであの子の面倒を
見ることになったんだよ・・・」とも。


だから、私は言いたい。
どんなにだめな子だったとしても、その子の人格を否定するような
しつけは絶対にしないで欲しい。
体罰でそのときは言うことを利くようになったように見えても
その子の受けた心の傷は、あとで自分に返ってくるのです。
それは、その子本人からとは限りません。

暴力のしつけは、必ずエスカレートしていきます。
最後は殺すまでやってしまう。
そこまで行かなかったとしても、うちのようになるのです。

兄は母から絶対に離れません。
「お母さんは俺がちゃんと面倒を見る」
虐待を受けた子は、親から自立できない子も多いそうですね。
小さい頃、欲しくてももらえなかった愛情。
兄は、今も飢餓状態にあるのかもしれません。

母は私に言います。
「私があの子の足手まといになったら、最後は殺されるだろう。」

だから、私は自分自身の子育ての答えは
子どもが自立してこの家を出て行けること、だと思っています。
それができなかったら、成長の段階で何かが間違っていたということだと。


最後に、名誉のために書いておきますが
私の子どもたちには大変やさしい「伯父さん」です。
子ども達は、昔の伯父さんは想像できないでしょうね。
散らかった部屋も「おもちゃ箱みたいでおもしろい!」とか。
遊びに行くとお菓子やお小遣いをくれます。

私が実家に預けた猫もすっごく大事にしてくれています。
最初はおっかなびっくりの扱いだったようですが
今では二人とも「いないことは考えられない」ということです。


番外編でした。










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最終更新日  2010.05.28 11:22:09 コメントを書く


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