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2010年05月09日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
イラストはありません。
そして長いですw



ただいま大阪から車でトコトコ遠回りを続けて約2000キロ。
札幌に帰ってきました。

この10日間で4000キロ運転してきましたw

ちょっとやりすぎたかも。


今回は自分のイラストの世界観をもっと深めたいと思い、
日本の古来の集落を見てまわる旅にしようということで、
福島(1箇所)、山形(1箇所)、新潟(3箇所)、福井(1箇所)、


ついでに限界集落、廃村、廃線跡も見てまわりました。

いつもなら移動中は宿をとらず、車中泊なのですが、
今回は数百年前から暮らしに利用されている(観光目的でない)
茅葺き宿に泊まりました。

いつも外からは見れるし、
資料館とかで内観は見れるけど、
実際の暮らしでどうなのかがどうしても興味ありましてw


岐阜の白川郷、富山の五箇所村は前回に行っているし、
京都の美山は実家から1時間で行けるので何度も訪れているという事で、
今回はパス。


本当は秋田の羽後に寄ろうという考えはひとッつもなかったのです。


どうやら桜の満開前線はとうに過ぎたらしく、葉桜らしい・・・

行ってもしょうがないか。

時刻は15時。
場所は秋田の雄勝(秋田の南の町)。

さてどうするかw


羽後に行ったけど、何も分からんかった。

羽後は何かと美少女イラストで話題を振りまいている場所です。
JA羽後の西又葵氏が描いた米袋と言えばお分かりじゃないでしょうか?

何かのゲーム系の雑誌で羽後は日本らしい風景が残っていてすごくいい所、
って書いてあったので、
折角時間できたんだし、いっちょ行ってみるべか、という軽いノリで行ったんですけど・・・

特に下調べしたわけでもなく、ふらりと寄ろうと決めた場所なので、
どこに何があるかよく分からない。

羽後は西又氏が描いたイラストの西馬音内(にしもない)盆踊りで有名で、
すぐに頭に思い浮かんだのは西馬音内の盆踊り会館だったのですが、
案内看板を通過するさい、
「重要文化財 鈴木家住宅↑」という案内を見つけ、
「文化財」+「住宅」=「茅葺きみたいなもの」という安易な連想で
鈴木家住宅に行く事にしました。


市内から離れて山に入っていきます。
このまま進むと由利本庄に行くんでは・・・

小さな看板で国道から県道に入り、しばらく進むと。

DSC_0509 のコピー.jpg

すごく分かりやすい看板www

看板の通り、進んでいくとそれはありました。
鈴木家1.jpg

桜吹雪がいい感じに吹いてました。
鈴木家2.jpg

入場料が500円と、どうしようか考えていたのですが、
やっぱり内部が見たい。というわけで入場しました。

受付の方にお金を払って内部を見てまわりました。

実はこの受付の方が鈴木家第46代当主でしたw

しかも受付の後ろには・・・

鈴木家7.jpg

DSC_0552 のコピー.jpg

江草天仁氏、コゲどんぼ氏、しろ氏、永田萌氏(ファンタジー作家)に宇河弘樹氏の
色紙がw

すぐにひと目で誰の色紙が分かってしまうのがちょっと悲しいですが(苦笑)

まぁ、それはさておき、じっくり内部を鑑賞。

ご丁寧に、当主の方がいろいろと解説してくださいました。
茅葺きではなく、実は葦葺き屋根だとか、構造の違いを教えながら
本家と主家の建築年代が違っている事など、色々教えてもらいました。

その後、蔵の中も紹介していただいたのですが、
ここが凄かった。

私としてはここだけで1000円払ってでも見たいと思うほど、見事な陶器が沢山ありました。
古伊万里、藍九谷(「九谷」とありますが、これは「古伊万里」の流れを汲みます)
九谷の数々。。。

私も親の影響で、大抵の陶器は真贋はともかく(苦笑)ひと目でどこの陶器なのかぐらいは
分かりますし、自分で窯元に足を運ぶこともありましたw
そのおかげで、ここでも色々質問をして・・・

本当は紹介したいのですが、
実はこの鈴木家住宅、今でもこの家屋で生活されているとのことで、
プライバシーに配慮し、家の構造が特定しにくいところだけ紹介しています。

そしてじっくり鑑賞させてもらい、
最後に「コーヒーでもどうですか?有料ですが・・・」
折角誘われたのだから断るのも勿体無いし、
まだ聞きたい話も沢山あるしw

というわけで、コーヒーを頂きながら話し込んでました。

私が熱心に(?)撮影したり、質問するので記者の取材と思ってたらしい(笑)

んなわけないないw

ここで、
「実は、ここはかがり美少女イラストコンテストで知った場所なんですよ」
という話を切り出し、
どういう経緯で美少女イラストコンテストの開催に踏み切ったのか、
その効果はあったのか、これからの展望について踏み込んだ話を
聞かせていただきました。

鈴木家9.jpg

もともとこういう古民家に関心を抱くのは
中年や高齢の方が多く、若い世代が寄らず、
何とか若い人にも関心を持ってもらいたい、という
思いがあったそうです。
そこにかがり美少女コンテスト主催の山内貴範氏から
「こういうのをやってみないか」と誘いがあり、
「面白そうだからやってみてもいいんじゃないか」という事で乗ったそうです。

鈴木家10.jpg

家の中は重要文化財が沢山あるということで、役所は消極的だったそうですが、
本業が警備会社ということで、警備を徹底させた上でやれば、
何も問題ないだろう、という事で開催に踏み切ったそうです。

その効果はやはり大きかったようです。
まず、小中学生世代の若い世代がよく来るようになったとか。
それにつられて親が来るので、来場する方は増えたそうです。
そしてかがり美少女イラストコンテストでは全国から沢山来られるそうです。
また、去年からコスプレもOKしたそうです。

さっき紹介した看板の近くに集会所があり、
そこで着替えて、2,3キロの道をコスプレした人が住宅までそぞろ歩くと言う・・・



でも中にまで入るのは抵抗があるらしく、
外で撮影をしているかたをみて、
「折角来たんだから中に入っておにぎりでも食べていきなさい」と
来場者におにぎりを振舞ったそうです。

そして中に入った人は持ってきたフィギュアとかで撮影会をやってたとか。

周りの人は唖然としたそうです(笑)

もっとも、当主はこういう事には何の抵抗も感じなかったそうです。
今年もやりますよ、と言ってましたw

しかし、当主はそれをみてもネタが何なのかさっぱり分からないとかwww
(そりゃそうだw)

色紙を飾っているものの、何の作家か全く分からないそうで、
私が「こういう作品を作られてますよ」と一般作で紹介できそうなものを
紹介しておきました(笑)

でも色紙やポスターを描かれている方はみんな一度はここに来られているそうです。
江草氏は家族ぐるみで来られているそうです。

そして西又葵氏と鈴木家の意外な関係とか・・・

すごく有意義な2時間でした。
(2時間も居座ってしまったwww)


何でそこまで絵描きさんに詳しいのか逆に聞かれてしまいましてw
実はこういう世界に熱かった時期があって、
今でも細々とイラスト描いてたりします、と言うと、
「是非かがり美少女イラストに出してください」と言われ・・・

出展を検討してます。

ええのか?
プロの絵師さんとか出てるけど(汗)
私、比べられるのって好きではないのですが・・・

どうしようか。。。

ここは私にとっては美術的にも2次元的にも建築的にも興味がわく
とても面白い場所となりました。

これから毎年、帰省のシーズンにはここに立ち寄ろうと思います。


そしてオマケ。
市内にこんなものもあります。

羽後町内.jpg

もう1つ、上に載せているスティックポスターですが、
道の駅おがち「こまちの郷」でも購入可能です。
あとこげどんぼ氏デザインのせんべいも売られています。

近くまで来られた時、少し羽後まで足を伸ばすのもいいかもしれませんよ。








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最終更新日  2010年05月09日 18時50分50秒
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