かもめとチュウリップ

かもめとチュウリップ

頭を縫う事件



これも私が会社に行っている間におきた事件なので詳しくはわからない(なんて無責任な母親だろう)。

どうやらお尻から落ちたところまでは良かったのだが、その後頭が当たったところが結構鋭利なところだったらしく、切れたようだ。

会社への第一報
「一輪車で転んで頭を打った。多分大丈夫だと思うんだけど、結構血が出たので一応外科に行ったほうがいいかしら?」
「(わからないので)うんうん、とりあえず行った方がいいかもしれない。」

心配でしょうがなかった。
会社が終わってからかけてみた。
「2針も縫ったんだよ、頭蓋骨もへこんでるんだって」

え~心配心配。
早く帰りたい早くかえりたい。
といっても、電車はこれ以上早く進まないし、

とにかく電車を降りてから走って家に帰った。
チュウリップは白いネットをかぶっていた。襟には生々しく血がついていた。結構大量だった。
ガーゼの下には黒い糸で縫った傷が見えた。

実はこの事件の1週間前に、私が包丁で手を切った。
4針縫った。

そのときの糸よりも太い。

チュウリップは縫うときもちっとも泣かなかった。(という)
注射をうってもらうときにも打つところをみる子だから、泣かないといってもあまりびっくりはしなかった。でも、思った以上に大きな傷だった。

今もその傷跡には毛が生えてこない。
髪の毛を結ぶときは傷が見えないように髪の毛を集める。

お願いだからもう怖いことはしないで。

この事件は今でも良かったなんていえない。


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