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2007.11.10
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カテゴリ: 読書亡羊
下流志向



内田樹著『下流志向』(文藝春秋)

サブタイトルは、「学ばない子どもたち、働かない若者たち」



この作家は、先ごろ「小林秀雄賞」を受賞されたので

気になっていたのですが、その作品『私家版・ユダヤ文化論』は

とても難しくて読めないと思っていました。



ところが、最新ベストセラーとして話題沸騰の『下流志向』は、

学びからの逃走・労働からの逃走が主題になっていて、

仕事を通して感じていたことなので目に留まりました。



まえがきより抜粋すると、「学びからの逃走」では、



むしろ子どもたちが積極的に学びから逃走しはじめていることに

起因している。

「教育を受ける権利」をまるで無価値なもののように放棄していて、

「教育される義務」から逃れる喜びと達成感を覚えている。



「労働からの逃走」はニート論。

憲法には、国民は勤労の権利を有し、義務を負うと定めているが、

「仕事をするかしないか、それは私が自己決定することだ。

法律でがたがた言われたくないね」と

ほとんどの人は思っているはずである。

しかし、それが憲法に規定してあるというのは、

労働は私事ではないからである。





不合格となり、翌年東大に合格した経歴を持っています。

現在は神戸女学院大学の文学部教授を務める気になる団塊世代です。





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Last updated  2007.11.10 18:05:50
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