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マイキーの体当たり断食レポートいよいよ後編。
いつもなら、「ここで前回のおさらい」とかなんとか、ごちゃごちゃ書くところだが、今日は無駄口は省いてさっそく本題に入ろう。
というわけで、本題。
● 元気その他の様子
本で調べたところによると、断食をすることで、身体はたまった毒を吐き出し始め、そのために、だるさ、悪寒、眠気、湿疹…などなど拝毒と呼ばれるさまざまな症状に見舞われるらしいが、(ちなみに、断食道場での一週間の完全断食に挑戦した友人は、これらの症状に加えて、激しい気分の落ち込みを経験したという)マイキーには特に変わった様子はなく、むしろ元気すぎるくらいに元気。
ただ、何かと私の顔をのぞきこみ、悲しそうな顔でじいっと見つめて来ることが多かったので、食事がまだであることを、さりげなくアピールしていたのかもしれない。
しかし、基本的に、空腹を気にする様子はなく、散歩も遊びも、いつも通りの全力投球でこなしていた。
● 断食の間の栄養補給
これまで断食時には、特に何かを補給することはなかったのだが、今回は、しじみ、こんぶ、かつおぶし、干ししいたけ、しょうが、野菜をあわせてだしをとり、消化に負担の少ないスープで栄養補給してみることにした。しかし、このスープはマイキーのお気に召さず、二口、三口飲んだだけで顔をそむけられてしまった。余計なことはしなくてもよかったらしい。
● 排毒
この2年間見てきたところ、マイキーは、断食した日の夜中または翌朝に必ず嘔吐する。排毒の作用なのか、ただ単に空腹で気持ちが悪くなるだけなのかはわからないが、恐らくこの日も吐くだろうと予想して就寝。するとやはり、午前3時頃、ゴバァァ、ゴバァァと、おなかの底から突き上げてくるような、犬独特の嘔吐の音が聞こえてきた。自分のベッドの上で、強烈に臭い、きたない茶色の液体を吐き、次いでトイレシートでオシッコ。
少し話が逸れるが、マイキーは、体調が悪くなる前には必ずといってよいほど、おしっこの回数が増える。最近どうも量が多いなあと思っていると、嘔吐や下痢が始まるのだ。排尿、嘔吐、下痢…どれも、体内の毒を出す作用だというが、体調の悪い時と並んで、断食時にも、これらがセットで起きてくるというのが、おもしろい。
と、すると、この嘔吐は排毒なのか??
● 運動
とりあえず、たまった便を出せるだけ出させたいので、運動はいつもより多めにしっかりさせることにする。(一日やそこいらの断食で、どの程度の宿便がとれるかはよくわからないが)
特に断食明けの朝(26日)の運動は多め。歩き、走り、ボールで遊び、また歩くこと二時間強。ようやく排便。黒くて固いうんちが出た。色も、固さもいつもとまったく違う。この日からしばらく、黒っぽい便が続いて少々心配したが、今では元の黄色い、臭くないうんちに戻ってきている。
● 断食明けの食事
朝食には、白いごはんのおじや。昨夜マイキーが飲み残したスープで、炊く。動物性タンパクはなし。量も少なめ。夕食から、少しずつ玄米を加え、元の食事に戻していった。
前述の友人から聞いたのだが、一週間の完全断食のあとに、いきなりカツ丼を食べて亡くなった人がいるとか。一日程度の犬の断食では、復食に気を使う必要はないだろうが、いちおうおなかにやさしい食事を心がけるようにしてみた。
☆ ☆ ☆
と、こんな具合に進んだマイキーの断食。
マイキーはいたって健康なので、断食によって、劇的に何かが変化することはないのだが、病気や皮膚トラブルに悩んでいる犬の場合は、断食そして食事療法は、かなりの効果を発揮することもあるようだ。
☆ ☆ ☆
食養生および断食等についての知識は、須崎恭彦著 『愛犬のための手作り健康食』
実践する、しないは別として、読むだけでも、おもしろい本だと私は思っている。
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