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クリアリス

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秘密の扉（開けゴマ）

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2005.03.16

実家のイヴちゃんネタです。

そこは、獣医さんの卵が先生として沢山働いています。
設備も整っていて規模としては大きめだと思います。
イヴを診てもらうと…「もう、１５才を過ぎてますから、(高齢なので)何が起きても(死んでも、というコト)不思議じゃないので覚悟しておいてください」と言われたらしいです。
何かお薬をだしてほしいとお願いしたら、血液検査などをしてからでないと出せませんと断られました。
結局、目が白内障で見えないイヴにこれ以上負担をかけるのは酷だというコトで、検査を受けないで帰宅しました。
当然、母は「もう十五才だから…」という言葉に落ち込んで気分も晴れず、イヴの容態も相変わらずな状態でした。
数日して、イヴが十年ぐらい前につれていったコトのある病院で診てもらおうというコトになりました。

先生はイヴを見るなり「ああ、このコか…。あれからずいぶん日がたつね」と覚えていてくれたのです。
触診して「うんうん、十五才といってもまだまだ大丈夫。これだけ足で突っ張る力があれば上等」と言いました。
そして栄養剤を何日か分出してくれました。
母はこの言葉にとても安心したようで、数日前とは顔つきがパッと明るくなっていました。
当然、イヴにも母の気持ちが伝わるワケで、元気をとりもどしたようでした。
結果的に、それから数日後イヴはお星様になってしまうのですが…。
医師の一言の重さを思い知らされました。
「もう」と「まだまだ」でこんなにも飼い主に与える影響が違うのですから。
飼い主の心は犬に反映されます。
飼い主が落ち込むと犬にもそれが伝わります。
飼い主が前向きになると、犬も元気になります。

だからわたしは、クリスやアリスには飼い主としていつも堂々と自信に満ち溢れた態度でいようと思っています。
特にクリスは、何か不測の事態が起きるとすぐにわたしの顔をみるので…(笑)
お花に囲まれて（クリス）