ゆっくりまったり

ゆっくりまったり

2006.02.07
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カテゴリ: 今日のこと
「ウ~ウ~・・・」「ウ~ウ~・・・」

夜の9時前、どっかでサイレンが鳴ってます。

夜になると、山の方に通っている東名のサイレンも聞こえるので
東名で事故でもあったのかなぁ~そう軽い気持ちでいました。
でも音が少し近く、台数も1台だけじゃーない音。

何かなぁ~?

勝手口から、外に出てふと西を見たら、やけに明るい。
自宅の西の隅まで行くと、川の向こう側で火事が発生していた。
私の家から川を越えて、直線距離で100mくらい斜め前。


今日は、風が強く見る見るうちに炎があがり、
隣の家に燃え移る勢いでした。

どうか、早く鎮火して~!
早く、まだ火が点いていない隣の家の方に水をかけてあげてー!

火の粉は、対岸の我が家の方にも飛んできている。
言葉では、言い表せない恐ろしい状況。
近くに、家が二軒もあるのに・・・大丈夫なのか?

数分して、市の広報放送で火事のお知らせが流れる。
次々に野次馬が、川の側道に集まってきた。
飛び火した火が、隣の家につくとあたりは悲鳴に変わる。

目の前で起こっている事に、何も役に立てず対岸で見ているだけしかできない。

いるのか、サイレンだけが響いている。

水をかけているのか?
そう思うくらい、火が弱まらない。
それどころか、風で火に勢いが増し高い火柱になって次の家を襲っている。

さっき火がついてしまった次の家は、もう部屋の中が真っ赤。


その家が燃え尽きた頃、また隣の家に火が点きました。
そして、やっと放水しているのがこちらから見えるようになりました。
早く早く消してやってーー!
火の方が強く、風の勢いで増しています。

二時間以上は、炎が上がっていた状態。
その後、炎も段々小さくなり、煙が立ち込めています。
その後も、くすぶった火を消すのにだいぶ時間がかかり
出火から、約3時間ようやく鎮火したと 広報放送が鳴りました。


きっと、燃えている自分の家を間近で見ているであろーそれぞれの家族。
どんなに辛いことか・・・・。

自分の家が、目の前で燃えてる光景・・・・。

家族で作り上げてきた、思い出の家。
その中には、家族の思い出、かけがえのない大切なものがあるであろー。
それが全部、火に包まれ灰になってしまう。
どんなに、どんなに、つらいことか・・・。



私は、初めて見るこんな大きい火柱を、涙がこぼれながら凝視していた。

きっと、あの時の自分の家が燃えてく様を見て
父と母は どんなに辛かっただろーか・・・。

15年前、私の家も火災にあい、全焼した。
家族の留守中、テレビからの出火だったらしい。
燃えている家を父と母は間近で見ている。

「俺の家はいいから 隣にだけ水をかけてくれ~」
父は、そう言って消防士に懇願したらしい。
私の車のカギを取りに行こうとして火をかぶった父に、半狂乱していた母。
それは、数日後に親戚に聞いた話。

私はそんな事も知らずに、その日は彼(ダンナ)と付き合って4年目の記念日で
ディズニーランドに行っていた。
親の辛さも知らずに、楽しく笑っていたっけ。
虫の知らせなのか、出火の時間に胸騒ぎは確かにあったけど。

家に着いた夜中には、焼け残った柱も跡形もなく片付けられ 更地になっていた。
父が守ろうとしてくれていた、初めて買った私の新車の車も、
私が見たらショックを受けるからと、片付けられていたっけ。

楽しいはずの記念日が、帰ってきたらどん底に落とされたような深い悲しみに
変わった一日でした。

中学生の時から書き続けていた日記も、アルバムも、自分で働いて買った大切な
洋服も・・・何もかもが消えてなくなった。
何もかも、持っているもの全てが・・・。


今でも、鮮明にあの頃のことは覚えている。
父親と母親の落胆した顔も 今でもはっきりと・・・・。
思い出している今も、涙が止まらないくらい辛い思い出が蘇えり、
今日の火事は、他人事ではないそんな心の痛む出来事でした。


大切なものが、全てなくなる火事はとてもおそろしいです。
どうか火の扱いには気をつけて下さい。





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Last updated  2006.02.08 02:41:11
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