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2000年12月15日は三冠馬ミスターシービーの命日私が競馬に興味を持ち始めたのは学生時代。友人の下宿でテレビを見ていると、NHKの競馬中継で吉永正人という(美男子とは言えないが好感の持てる)騎手が乗るモンテプリンスが天皇賞を勝ったレース。その後、自分の下宿で見覚えのある吉永正人が今度はモンテファストで天皇賞を勝ったレースをテレビで見て、へえーと感心した覚えがある。そして就職して最初に現れたのが、19年ぶりの三冠馬ミスターシービー。その戦法は最後方からのどん尻強襲!手綱をとる騎手はあの吉永正人。いつも後ろから行って馬群を縫って上がってい直線でごぼう抜き。その衝撃の大きさに、私を含め当時のサラリーマン達は自分の人生に重ね合わせ人気が爆発し、その端麗な容姿が競馬に見向きもしなかった女性達も呼び込んだ。「直線に入ってあなたが見えた…」と誰かが書いた詩もあったりして。僕自身もすっかり夢中になり、仕事や生活でむちゃくちゃ悔しいときや胃に穴が開きそうなとき、シービーの走りから勇気をもらったものだ。だから、その翌年後輩三冠馬ルドルフが現れ、負けるたびにはらわたが煮えくり返り悔しくて眠れなかった記憶がある。最後のレースになるはずだった天皇賞、シービーはいなかったけれど、ルドルフがギャロップダイナの強襲に屈し、騎乗した岡部さんが「シービーが来たかと思った。」と語った時は、その存在の大きさに涙したものだった。引退したシービーを追いかけて北海道早来の社台ファームを嫁と訪ねた。(夜間)放牧上に張り巡らされた塀に開けた立ち見台(←遠くにしか見えない)以外では見学が出来ませんとあったが、多くのファンとたむろしていたら、何故か社長が出てきて「今日はいっぱい来ているから見せようか。」と厩舎に馬を入れて見学させてくれた。係の女性が馬に触らないでくださいと注意する中、皆さんのお目当ては人気のサッカーボーイに集中。僕はひたすらシービーの厩の前で覗いていたら、シービーが寄ってきて鼻面を僕の手に押しつけてくれた。種牡馬を引退したシービーを訪ねて千葉県成田へ。タクシーの運転手に千明牧場へ告げたが、分からないらしく会社に問い合わせて何とかたどり着いた。シービーは母のシービークインともう1頭の葦毛の馬と一緒に別枠で放たれていて、世話をする老夫婦が「ここは馬の養老院だから…。」と説明してくれた。年をとっても人なつこい性格はそのままで、しばらく戯れているといきなり腕を噛んできて歯形がついてしまった。その年の暮れにシービーが亡くなり、僕にとっては一生の思い出をくれた!その後、シービーのお墓を訪ねたが確か「常識外れの三冠馬ミスターシービーここに眠る」と墓標に刻まれてあった。数年後に再度墓参りをした(今度はナビで自分で着いた)が、牧場は朽ち果て墓標の文字も薄れ、隣に眠るシービークインと共に痕跡が消えかかっていた。近所の人に話を聞くと、時々誰かが訪ねてくるだけらしい。今でも自分にとって最高の名馬です。P.S.シービーの息子シャコーグレイドを訪ねて岐阜県に行きました。観光牧場で静かに余生を送っていましたが、やはりその年に亡くなってしまいました。不思議な縁。
2023.12.16
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当方が使っているSACDプレイヤーエソテリック K-05X に、無謀にも設計思想の違うソウルノートの X-3 を付属のSMAケーブルと変換アダプタで接続して聴いていた。はじめは音が締まったと喜んでしたが、ずっと聴いていると音がつまらなくなってしまった。また、ラックの後ろはカーテンだが、開け閉めするたびにロックが外れるかなりクリティカルなケーブルが付属する。おまけに(ここはガセだが…)機器を設置してあるラック側の左耳が痛くなる現象が発生した。よくよく聴いてみると、どうにも音の伸びやかさが無くなって、つまって聞こえるように感じる。原因は多分GTラックの構造(今時ではない面のタイプ)と付属のケーブルが原因だと想像し、結局内蔵クロックに戻して使い続けてきた。使わないなら売って何かの足しにと思い、ラックの空いたところにカセットデッキ(録音不良)を修理して置こうかなどだと考えていた。いよいよ売ろうという段取りになって、一応確認しておくためにクロック・ケーブルの交換を試したいと思った。しかしながら、ソウルノートの別売り純正ケーブルは \132,000 とべらぼうに高い。本当に効果があるかどうか分からないものに、そうでなくてもケーブルごときに支払える金額ではない。ネットで安い中古を検索したも人気商品のため(怪しいサイト以外は)売っていない。そこで純正品は諦めて、\2,000 のBNCケーブル(50Ω)と変換アダプタを購入し接続してみたところ、これが音が変わった!重心が下がり音に潤いがでて、長く聴いても耳が痛くならない!びっくりしたのは、同じ曲でSACDとCDの音の違いが判るようになったことだ。CDに比べ高域はきめ細かくても力感が不足している程度の違いしかない…と思っていたSACDが、音像が明確になり高域がさらに伸びきり低域がキレキレに鳴ることが感じられる。純正品を聴いたことがないので何とも言えないが、今のところ大成功なのでX-3を売り払うのは中止となった。
2023.10.05
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野村胡堂・あらえびす記念館暇な時間ができると、月2回開催されるレコードの試聴会に参加している。(と言ってもまだ数回)目的は、タンノイのスピーカー ウエストミンスター を聴くことだが、もう一つ音楽ソース(レコード)を見つけること。貯蔵された数々の名盤が200円で聴けるのだから、この機会を逃す手はない。視聴時間は休憩を挟みながら約2時間。どのレコードも素晴らしいのだが、特にこれは!と心に残るものを(当然、中古だが)なんとか手に入れて自宅で試聴したいのだ。名盤故に、CDならともかくレコードで手に入れることは難しい場合(高額だったり、今はCDもないとか…)もあるけれど、それなりに探す楽しみを見つけている。↑とりあえず、こんなレコードを買ってみました。
2023.10.04
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限定【手焼きCDR盤】THE DRUM SOLO を購入させて頂いた。ys-epoch.stores.jp購入後私の感想は以下…CD-Rで購入。(プリタブルディスクなので盤面の印刷が欲しい…。)余計な過程を経ていないので、音の鮮度は抜群。音場空間も奥に深く立体感があり、音像も鮮明に聴こえる。ただし、せっかくのダイレクトなドラムなのだから、もう少し激しいロック調の響きとか、キレのある低音が欲しいと思ったので、録音ではなく曲に対してマイナス1。その後、返信(回答)を頂いた。CD-Rのご購入をいただきまして誠にありがとうございます。 またこのたびはレビューまでいただきましてかさねがさねありがとうございます。 ご指摘をちょうだいしました盤面の印刷ですが、実はCD-Rを焼く前と、焼いた後と、両方の順番で印刷を試し、更にはそれぞれCD-Rのメーカーも替え、加えて日数を3日空けて、馴染んだ頃に焼いたり、印刷したりと、全部で50回ほどテストしたのですが、私のところでは、どうしても印刷をしない方が音は遥かに良いという結果となり申し訳ございませんでした。 私が使用している機材が良くないのか、私がうまく印刷できないのかだと思いますが、どう聴いても印刷の無いものと比べ音の伸びを欠き、音色がやや重たくなってしまい、SACDシングルレイヤーや録音した元の音との差が印刷をすれば圧倒的となってしまいました。 そんな良くないと判断した状態では私は販売をしたくありませんので、お叱りをちょうだいすることがあっても、録音した元の音を再現したいという想いを優先し、印刷無しで販売に踏み切った次第です。 また、激しいロック調の曲も、とのことですが、ごもっともです、申し訳ございません。 ドラムセットは、実はロック用とジャズ用と全く違いまして、ロック用のドラムセットは、大きめのバスドラ(22~24インチ)を使い、厚めのシンバル等を重いスティックで演奏します。 しかしこの録音はジャズ用のドラムセットで、18インチの小さいバスドラに薄めのシンバルを使い、軽いスティックで演奏しているのです。 従って、ドラムセットを入れ換えないとご希望に沿うことが叶いません。 いずれもご期待に沿うことが出来ず誠に申し訳ございませんでした。 その代わりと言ってはよくないかも知れませんが、音は保証付きの良さだと自負致しておりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。 貴重なレビューをいただきましてありがとうございました。なるほど、様々な配慮があって出来上がった作品だったと、自分の不明を恥じるばかりだ。その上で、もう一度聴き直すと改めて音の鮮度に感じ入る。こういう録音が増えるくれると、オーディオも面白いのだけれど…(^_^)/~
2023.10.02
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〈アンプ群〉 フォノイコライザー SOULNOTE ph1.0 フォノイコライザー SOULNOTE E-1
2022.09.10
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<CDシステム> SACDプレイヤー ESOTERI K-05X クロックジェネレーター SOULNOTE X-3 K-05X だけでも自分には充分と思っていたが、10MHzクロックジェネレーター X-3 を加えて使ってみているが…。<チューナー> FMチューナー SONY ST-S333ESA いつから(AMがモノラルの時代)使っているのだろうか思い出せないほど古い。メーカーに断られたので S.labo さんで修理してもらってから絶好調。
2022.07.12
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オーディオ歴も学生時代から述べ45年以上。ローコスト/ハイクオリティ?を目指すみたいな取り組みで、専門知識もなく長々とやってきた。<アナログ1> カートリッジ Victor MC-L1000 情報量が多く音場が広い、暖かいけど切れのある音 トーンアーム SAEC WE-407/GT ターンテーブル YAMAHA GT-2000 フォノイコライザー SOULNOTE ph1.0<アナログ2> カートリッジ Victor MC-2E 音場が広くハードな直球勝負の音 ターンテーブル Technics SL-1200G フォノイコライザー Accuphase AD-50<アナログ3> カートリッジ audio-technica AT-33Sa AT-33PTG 高域は繊細、低域の量感あり ターンテーブル YAMAHA GT-5000 フォノイコライザー SOULNOTE E-1さすがにレコードプレイヤー3台は多すぎるか…
2022.07.10
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子育てをしながら家のローンを払う普通の人が、家族に迷惑をかけずに趣味に使える金額は、数年に一度とはいえ50万円程度が上限だと考えている。(僕がオーディをはじめた頃は20万円もあれば、それなりの製品:サンスイのアンプ・ビクターやパイオニアのプレイヤー・国産スピーカー多数が買えたけど…)そうやって自主規制の下で長年続けてきて気がつくと、各社(マジコ、ソウルノート、エソテリック、アキュフェーズ)のエコノミークラスの製品が揃っている。僕にとっては大変だったけどオーディオの世界では、雑誌にも取り上げられることが少ないローエンドである。でも、それで良いと思っている。これを越えて行くと次はマニアの世界だし、更に上を目指すとハイエンドという泥沼の世界が待っている。(最も経済的に目指すことは敵わないが)ローエンドにはローエンドの楽しみがある。様々な対策を施せば、それなりに音が変わり、時には感動を与えてくれる。気が遠くなるようなハイエンド(高額という意味)製品は夢の世界としてとっておき、自分の中のよりよい音を目指してほどほどに楽しんで行くのが性に合っている。かつてのようにオーディオショーやオフ会に参加して誰かと比べると刺激を受けてしまうので、孤独なオーディオの世界に留まる新型コロナに適した取り組みではあるが…
2022.06.07
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これで最後にしようと思って買った車だけど事情により手放すことになった。ルックスが気に入って買った車であり、走りも、車体のバランスが素晴らしくサスペンションも中々良くて、ワンコを乗せるステーションワゴンとして必要充分楽しく運転でき、もの凄く気に入っていた。しかし、四駆(AWD)ではなく二駆(FF)方式のため、この冬の当地は大雪で除雪が来るまで外出できない日があった。また、流線型のデザインのためフロントガラスが大幅に寝ており、Aピラーが非常に太く三角窓があるのだが視界の一部が遮られ危険な時が数回あった。さらに嫁も定年退職となり収入もなくなることから、二人別々に使っていた2台を1台に統合することにした。それで残念ながら約5年でお別れすることになった訳。良いクルマだが世間の人気は無く買い取りでも直ぐ分かってくれなかったけど、楽しい思い出をいっぱいありがとうございました…。
2022.05.02
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新しい年が始まったけれど、未だ亡くなったワンコの記憶が生々しく、時々哀しみがこみ上げてくる時がある。この一年、誰かと話してるときは大丈夫だけど一人になると、何もする気がないうつ病一歩手前の寝たきり老人状態である。それまで5km/日の散歩をしていたが一日中ゴロゴロしているので当然体重は増える…。元々コレステロール値は高かったが、健診で不整脈と心臓肥大のC判定を受け、病院の精密検査で糖尿病一歩手前と脂肪肝気味であることが判った。このままでは駄目だと嫁さんと一緒に新しいペットを探して何度も遠出を繰り返す。なかなか気に入ったワンコに出会えないものだが、結局前と同じ犬種に落ち着いて、最初から(トイレの始末と外出などを少しずつ)やり直す生活をはじめた。毎日の散歩も再開して、亡くなって一年が過ぎ今では(心にちょっぴり悲しみを抱えたままだが)体の方は大分身軽になってきた。(と思う)いつまでもウジウジしてもいられない…のだろう。
2022.02.14
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新しく我が家にやってきたワンコ君は、散歩の間ずっと何かと戦っているようだ。僕には何者か分からないが、やたらと唸ったり吠えたり飛びかかったりしている。牧羊犬の血が騒ぐのか(当方自然が豊富な田舎暮らしなもので)馬や牛それに鳥など出会うたびに興奮するが、それとは全く違う何者かが見えているようだ。ある時その正体が判明した。ずっと付いてくる自分(ワンコ)の影だった。これではエンドレスな戦いだと思うが…。
2021.12.22
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これを書いているのはもう師走だけど、今年2月の大きな地震の後14日、長年連れ添ったワンコが突然亡くなった。当日、朝は元気に散歩して食事を食べた後庭先で遊んでいたが、なんか声がしないと思って見に行ったらうずくまっていた。急いで家の中に運んだがそのまま夕方に逝ってしまった。運悪くかかりつけの獣医さんは不在で、ワンコは一生懸命往きようと立ち上がろうと頑張ったがどうしようもなかった。ワンコを飼うのは3頭目だったし年齢も13歳を間近にし覚悟はしていたつもりだったが、衝撃は想像以上に大きすぎた。父親が死んだときも流れなかった涙が止めどなくあふれて、喪失感が大きく何もする気が失せ、ただぼんやりと過ごす日々が続いた。趣味のオーディオ機器のスイッチを入れると、”こんなくだらないこと…”と罪悪感があふれて駄目だった。右側から聞こえてくるはずのビル・エバンズのピアノが、左から聞こえてくるに至って「これはヤバイ」と思いしばらくオーディオから遠ざかることにした。しかし不思議なことにテレビや映画鑑賞など”映像”は気が紛れて大丈夫だった。ネットやラインへの書き込みは、家族あて以外受け付けなく(書けなく)なり全て遠ざけて過ごした。襲ってくるのは”もっと優しくしてやれば…、自分が飼い主でなかったら長生きできたのに…”後悔の念を消すため、ひたすらクルマで走り回り映画やテレビなど映像を見て気を紛らわした。どんな事でもこんな時はただ1匹のワンコに敵うものはないらしい。それでも半年以上が過ぎて何とか持ち直し、ペットショップで見かけたワンコの顔に一瞬亡くなったワンコに見えて浮かび、”生まれ変わりではないか?”との想い想いから4頭目のワンコと暮らすことにした。このワンコの生まれた日は前のワンコが亡くなってから2週間後、誕生日から2日後だった。
2021.12.08
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