三日月の夜にはミルクティーを

三日月の夜にはミルクティーを

2010.05.30
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カテゴリ: わたしの日記
先日のこと。

地下鉄から降りて。
長い地下道を、歩いておりました。

私の前には、小さい子供を抱きかかえたお母さんと、そのお友達。

長い地下道には、いろんな宣伝の看板が貼ってある。
その中に、電車の写真が載っている看板があって…。

どうも抱きかかえられた男の子。
その看板が、気になったらしく。

「あれ、なに?ねえ、あれ。」



さすがに、男の子ですねぇ。
電車が好きなのね。

なんて、微笑ましい光景。

と思っていたのですが。

どうも、お母さん。
お喋りに夢中で、子供の問いかけに気が付かない様子。

「あれ、なに?ねえ…。」

それでも男の子は、負けじと何度もお尋ねになり。

とうとう、お母さん。
子供の声に気が付かれた。

「ん?」


お母さん。
子供の問いかけに、すかさずお答になった。

「あれ?ああ…看板。」

えっ。

そうなの?


電車じゃなくって?

思わずその後の親子の様子を、見てしまいましたが。

お母さんは、何もなかったようにお喋りに戻り。
子供もそれ以上は、何も聞く様子がなかったので。

あの男の子が聞きたかったのは。
やっぱり、看板のことだったのかもしれないと。

自分に納得させたのでした。





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Last updated  2010.05.30 12:29:03
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