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カテゴリ: 英語教育-1
先日、宿題(暗唱)チェックを終えた小学校1年生が不安そうに私に尋ねた。

「もちろんなるよ。どうして?」
「お母さんは、学校で英語を一生懸命勉強したけど英語が話せないから
 私に英語を習わせてる、って。
 どうしてお母さんは学校で英語を一生懸命勉強したのに英語を話せないの?」
小学校1年生にとって、なんでも自分よりできるお母さんが
学校で習ってできない事が自分にできるのだろうか、
と、とても不安になってしまったのだ。

「お母さんが学校に通っていた頃は、まだどうやったら英語が話せるようになるか
 よくわかっていなかったの。今はいろいろな先生が勉強してわかるようになったから
 お母さんが今子供で、○○○○(私の教室の名前)に通って○○(子供の名前)と
 同じように宿題をやってから、学校で英語の勉強をすれば、
 必ず英語は話せるようになるよ。」
「よかったぁ」
彼女は、明るい顔でニッコリ笑うと外国人講師が待つ教室へ戻っていった。

このように親の何気ない一言が、子供を不安にすることがよくある。
お母さんは子供にとって、お母さんが思っている以上に絶対の存在。
そのお母さんの言葉や行動を常に気にしている。
お母さんとお父さんの口ケンカ、語気を荒げた程度でも

大好きなお母さんに褒められたい。
好きでいてもらいたい。
口でどんなに反抗しても、この気持ちは消えてはいない事を
お母さんは覚えていて欲しい。

前置きが長くなってしまったけれど、

そこから学校英語全体を否定する人がいるけれど、それは違う。
国語で考えるとよくわかる。
「日本語が話せる」と、「国語ができる」とは違う。
中学で始める英語は、まさに国語のような英語なのだ。
日本語が話せるようになってから、国語を習うのに、
中学から始まる英語では英語を話せない0歳児のような生徒に
いきなり鉛筆を持たせて国語のような英語を学習させるからだ。
0歳児にいきなり鉛筆を持たせて国語は教えにのに…。
その事が問題視されてから、中学1年生の授業に歌を入れたり
ゲームを取り入れたりと英語に親しむ内容を取り入れているが、
これも大きな勘違いだ。
言葉としての言語習得は、母国語のように聞く事から始められるべきなのに
その聞くというトレーニングなしに読む、書く事から学習を始めるので、
勉強しても話せるようにならないのは、当然なのである。

日本語を上手に使う為には、国語力が必要なように、
学校での読み書き主体の英語は、英語のレベルアップに役に立つ。
早期英語教育で、聞く、話す、読む、書くの4技能の土壌を作っておけば
中学から学習する文法や受験の為に学習する語彙を
その4技能で活かす事ができるのだ。

早くから英語習い始める、学び始めた子供が
小学校低学年で英検2級や準1級に合格したとか、
しなかったという話しを聞く事があるが、
英検準1級ともなると小学校低学年が読んで面白い内容ではないし、
日本語で書かれていても100%理解できる内容ではないはずだ。
何の為に英検を受けるのだろうか?
日本語でも使いもしない語彙を覚える意味がどこにあるのだろうか?
中学からインターナショナルスクールに通わせるのか
将来家族で海外移住でもする予定があるなら理解できる。
そうでないのなら、その時間を、外に出て自然に触れたり、
友達と遊んだり、ケンカする事に使った方がよっぽど
将来の為に重要な学習であり体験だと私は思う。

小学校低学年で準1級を受けさせたお母さんがいるという話しを
私の教室の日本人講師と外国人講師に言ったら、
外国人講師「何の為に?」
日本人講師「普通の公立小学校に通っていて、
      学校でいじめられたりしないのでしょうか?」

実は、日本人講師のこの言葉は、昨年私たちを驚かせた大きな出来事があったからなのだ。

長くなってしまったので、続きは次回「子供が突然英語を話さなくなった」で





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最終更新日  2008年02月15日 10時41分53秒


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