2004.07.28
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その子二十歳櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな






【訳】
その女性は20歳、梳るたび櫛からまっすぐ流れるように
黒髪が伝う。そんなことを誇らしく感じる青春時代は
ああ、なんて素晴らしいのでしょう。



【背景】
恐れを知らない若さの表出。

姿勢であり処世術であった時代に、堂々と手放しに自分の
美意識を誇示することは時代へのアンチテーゼであった。
このエネルギーに当時の文学青年たちの圧倒的支持が集まったと
言える。






【自訳現代歌】
勢いと無茶と強引な我が過去は
知らぬが故の至りの数々




それが「元気が良い」「勢いがある」と
評価されるから、世の中よく分からない。





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Last updated  2004.07.30 01:56:59
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