2004.07.30
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海棠にえうなくときし紅すてて夕雨みやる瞳よたゆき






【訳】
海棠(かいどう)の木のもとへ、用も無く溶いた紅を捨てながら
夕べの雨を見やっているのです。瞳もけだるくなる思いで。



【背景】
海棠(かいどう)はバラ科の落葉低木。庭木として植えられ、
春には赤く鮮やかな花を開く。

恋人を待つ女の倦怠とやるせなさを詠んだ歌。
これは晶子のヒロイン成り代わり的作品である。






【自訳現代歌】
会えないと言われた日ほど家も出ず
待ちいて過ごすビーズも楽しき




最初から会えないより、会えると思ってて
会えなくなったときの方がじんわり重い。
でもそーゆう時もいろいろ作ってると意外に楽しい。





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Last updated  2004.08.02 21:35:19
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