2004.07.31
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清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢う人みなうつくしき






【訳】
清水寺(きよみずでら)に行こうと祇園を通り過ぎる、
この桜咲く月夜。今夜すれ違う人は、みな、なんて
美しいのかしら。



【背景】
晶子の歌の中でも最も多くの人の口に膾炙された歌。

京都の情緒をたっぷりたたえた美しい装いの男女や、舞妓の
あでやかな姿であろう。
これを詠んだ当時の晶子は上京前で、
この歌は憧れていた京都の歌を詠むことによる
煩悶の日々からの精一杯の逃避であったと言われる。






【自訳現代歌】
夜桜を共に眺めている今は
帰らぬときを過ごす贅沢




桜は特に、「一瞬」という時間を感じさせるものだと





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Last updated  2004.08.02 22:10:36
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