2004.08.19
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【自訳現代歌】
古き学生証裏に写真を入れし父
笑いし母は18の頃



【本歌】
ひとつ筺にひひなをさめて蓋とぢて何となき息桃にはばかる



【訳】
ひとつの箱に雛の一対をおさめて蓋を閉じ、

ふと、桃の花に私の吐息が聞かれたのではと
はばかられるのでした。



【背景】
雛人形を仕舞う時のちょっとした心の揺らぎを詠んだ歌。
男雛と女雛を対にして暗い箱にしまう際、
毎年行っていることなのにちょっとどきどきしてしまった
自分。その吐息が桃の花に聞かれてしまったのではないかと
どぎまぎしている晶子は初々しく愛らしくもある。






自分の父と母が親としてではなく

ちょっと照れますが、
手をつないで歩く二人の後ろ姿はかわいいです。





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Last updated  2004.08.21 02:00:33
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