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九段に行ったついでに、ずっと気になっていた山種美術館に寄り道。
桜の日本画のみを展示したもの。
日本人は桜が好きというけど、好き嫌いとかを越えた相当な『何か』が遺伝子レベルで組み込まれてるんじゃないかしら。
でなければ、これだけ多くの画人が、修行の如く取り組むこともないかと。
なんとも贅沢な企画。
来年も是非・・・と思ったものの、
十年続いたこの企画は美術館が広尾に移転するので、今回がラスト。
小林古径の『入相桜(清姫のうち)』は、哀れ
80歳を越えて取り組んだ奥村土牛の『醍醐』と『吉野』の色づかい
東山魁夷の『春静』は深遠で
石田武の『春宵』はしだれ桜のリズム感
橋本明治の『朝日桜』のあかるさときよらかさ
加山又造と千住博の『夜桜』もそれぞれの趣きが
特に印象に残ったのは速水御舟で、『夜桜』『春の宵』に加え、写生もいくつか。
ちょっと神経質なくらい繊細な筆遣い。
この美術館のチケットの『バラ写生』も女子ウケしそう
山種美術館は10月から広尾に移転し、第一段は『速水御舟展』だとか。
行ってみたいものです。
