三十路女のヤマトナデシコな日々

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遠野みなみん

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Valencia Orange トマソンRさん
2011.07.07
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七夕


今回のお稽古は、 “七夕” にちなんだ演出がありました
(それは後半で・・・・)


さて、2週間のブランクを経て、 棚点前 のお稽古です

丸卓 と 御園棚 のお稽古は前回同様ですが、
今回はそれに 道具の拝見


ただでさえ記憶が飛んでるのにぃ~それはキツイ(笑)


暑い盛夏の季節ということもあり、
お茶碗も盛夏仕様で “平茶碗” を使いました

浅くて口の広い平茶碗は、
お茶が熱くなり過ぎず、飲みやすくなるため


ところが、


初めての口の広~い浅い茶碗は
意外と扱いが難しい

お点前(平茶碗)


特に、茶筌通し!
茶碗の淵にコツンと当てて、持ち替えようとすると、



茶筌が茶碗の中に

口が広過ぎて、茶筌を置く位置の感覚がつかめず
ほとんどの人が、茶筌を茶碗の中に沈めていました(笑)


また、広い口のお茶碗の場合は、
茶碗を支える左手の置き方も


口が広いと、なかなか泡立たずお茶も点てにくいんです

お道具が変わると、
点て方も一様にはいかないものですね


平茶碗


お道具の拝見は、
亭主が、茶碗と棗を“中仕舞い”したタイミングで
正客が声をかけるのですが、

客側もお点前の手順をチェックするのに夢中になっていると
うっかり声をかけるのを忘れてしまいます


道具の拝見1


柄杓と蓋置を丸卓に飾り(入り飾り)、茶碗を勝手付きに割り付けあと、
棗と茶杓を清めます


道具の拝見2


お客様に向かって“ト”の字になるように
棗と茶杓を並べ、体の向きを変え、建水を持って席を立ちます


お道具の拝見が終わると、
亭主は、棗を棚に飾って、茶杓だけを持って帰ります

(このパターンは初めて!)

棚飾り

まず、水指の上に茶杓を仮置きして
両手で棗を扱って棚の上に飾ります(蓋置と対角線上)

棚飾り


今日の棗は、利休型中棗の 曙塗り (あけぼのぬり)でした
(曙塗りの反対が根来塗り)


最後の総礼は、茶杓だけを持って出たときに



御園棚での道具の拝見の場合は、

やはり茶碗を台の左手に割り付けてから
棗と茶杓を清めます

お点前(御園棚)


清めた棗と茶杓は、台の左手奥(左上)に
やはり客側に向かって“ト”の字に置き合せます

道具拝見(御園棚)


これを半東が客のところに運びます


いやはや、今日は久々のお稽古ということで
お点前がスムーズにいかず、てんやわんやでしたが、

お茶を二服いただけたし
お菓子も二種いただけたので
ラッキーでした


さて、


月が改まり、床飾りも変わりました(^o^)/


床飾り0706


お軸は禅語の 「山是山水是水」 、“やまこれやま、みずこれみず”と読みます

山には山の個性があり、水には水の個性がある
山は山として、水は水として完結しているという意味らしい


茶花0706_1<花イメージ>


花入れは、 宗全籠 (そうぜんかご)

江戸時代の茶人 久田宗全 (ひさだ そうぜん)好みの置籠花入のこと
底が四角くて、口が丸い編み方が特徴


茶花0706_2


花は、

ススキのようなのが、 メカルカヤ (雌刈萱)、
オレンジ色の花が、 ガンピ (雁皮)、
薄桃色の花が、 カワラナデシコ (河原撫子)、
ぼんぼりのような花が、 コアジサイ (小紫陽花)、
奥にある紫陽花によく似た小さい花が、 シチダンカ (七段花)



香合0706


香合は、乾漆(かんしつ)の ほおずき

もうすぐほおずき市ですものね~季節を感じますね~



今日のお菓子は、 七夕スペシャル 星ということで
先生が 七夕にちなんだお菓子 を二種用意してくださいました


まず、主菓子は “梶の葉” のねりきり

裏千家御用達 の吉祥寺 『亀屋萬年堂』 さんのお菓子です


梶の葉の型が押してあります
七夕 といえば 梶の葉 ・・・・(その説明は後半で)


主菓子0706_1

こういうシンプルなねりきりが、一番お茶に合う感じ

主菓子0706_2


そして、 “うちわのお干菓子” がスペシャルゲスト(笑)

とっても涼しげ~

干菓子0706_1


でも、どうやって食べたらいい?
うちわを手に取って、そのままパクッ!はダメ?

干菓子0706_3

ちゃんと一口サイズに割ってから・・・・と先生
ですよね~やっぱり(笑)

干菓子0706_2

中は味噌風味の餡が入っていて
なんか懐かしい感じの味でした

干菓子0706_4



今回は、先生方から
茶道のワンポイント豆知識 を教えていただきました


【豆知識1】梶の葉について

梶の葉 って、コレです(先生が持ってきてくれました)

梶の葉

梶の木の葉っぱのことです


七夕といえば、短冊に願い事を書いて飾りますが、
その昔、宮中では、
梶の葉に詩歌を書いて飾り、神様に願い事をしたそうです
(その由来は中国)

その宮中行事の名残りで、 七夕=梶の葉 となったよう


茶道の世界でも、

七夕にちなんで梶の葉を使ったお点前 があるそうなんです

“葉蓋” (はぶた)といって、
梶の葉を水指の蓋替わりに使う趣向で、
第11代家元 玄々斎 (げんげんさい)が始まりとされています

蓋のない筒状の器を水指に見立て、梶の葉を蓋に見立ててかぶせるため
葉っぱもある程度、大きくないといけないみたいです

梶の葉の他にも、蓮やふきなどの葉っぱも使うことがあるのだとか


なんとも風流ですね~


機会があれば、葉蓋のお点前も教えていただけるとか
楽しみ



【豆知識2】“七”という数字

茶道では “七” という数字はとっても意味があるそうで、
七にまつわる言葉がいっぱい


利休七則、七事式、利休七哲、利休七種、利休七撰花・・・・


そういう意味でも(?)
七夕の茶事というのは、とても重要なイベントのひとつなのだとか



【豆知識3】何で“半東”というの?

お点前をする亭主の助手的役割の人を 半東(はんとう)さん と呼びますが
何でそう呼ぶようになったのか?

半分だけ東寄りに立っているからですか?(笑)

あてずっぽうでそう答えたら、
ちょっとだけ、かすってたみたい

茶道では、亭主のことを 東(とう) 、その補佐役を 半東(はんとう) といいます

サブ だから“半”なのね・・・・


では、なぜ亭主を“東(とう)”と呼ぶようになったのかしら?

茶道の本家本元の中国の故事では、
客は西 、 主は東 に付くことから
亭主を東(とう)と呼ぶようになったという説があるのだとか

なるほどね~



【豆知識4】マルマエ、カクムコウ

“丸前、角向こう” という言葉があるそうです

お盆などには、一方向だけ綴じ目がついているので、
丸い盆は綴じ目を手前に、
角盆は綴じ目を向こう側になるようにするのが正しいそう












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Last updated  2012.06.19 11:05:44 コメントを書く


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