三十路女のヤマトナデシコな日々

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Valencia Orange トマソンRさん
2011.07.21
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台風接近!のさなか、
夜、お稽古帰りの電車は動いているかしら・・・・
と多少の不安を抱えつつお教室のある赤坂見附へ


今日は、 更好棚 チームのため
詳しく(?)お点前をリポートいたします

(とは言っても、基本のお点前はほとんど一緒なんですけどね~)


元玄々斎(げんげんさい)好み の二重棚のこと


先生に聞かないでしまったけれど、
お稽古で使ったのは、 黒掻合塗の爪紅(つまぐれ) かしら?

外側の縁が赤いから 爪紅 ではあろうけれど、
青漆 なのか 黒掻合塗 なのかは、私にはよくわからない・・・・


更好棚0720_1


この棚もやはり、 木地 のものもあるみたい

炉、風炉ともに使える棚だそうです






あらかじめ、棚の中段に棗、下段に水指が置いてあるので、


亭主は、お茶碗(茶筌・茶杓・茶巾を仕込んだもの)を持って
茶道口でご挨拶(総礼)


点前畳の中央へ進み、
茶碗を左手で勝手付へ仮置きする(右横→左手前の二手で)



棚前右寄りに置く


棚点前(更好棚)0720_1

仮置きしていた茶碗を、棚前左寄りに置き
棗と置き合わせる(左手前→右横→左横の三手で)


これで、運びの薄茶平点前と同じ状態にスタンバイできました
(水指・茶碗・棗の置き合わせ)


あとは、建水に蓋置きと柄杓を仕込んで運び
いつものお点前です


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


お茶を点て終わり、“おしまいにさせていただきます”の挨拶をしたら、
仕舞いつけをします


茶筌を清め、茶杓を拭いたら、
茶巾・茶筅・茶杓を茶碗に仕込んで(左手に帛紗を握りこんだまま)、
茶碗を右手で(一手で)やや左奥(左ナナメ前方向)に寄せ、
同じく棗を右手で茶碗の隣に置き
点前畳の中央(亭主正面/釜と棚の中心)になるように置き合わせます


これが “中じまい” です( 本じまい のお点前もあるそう)


次に、柄杓で水指から水を釜に足し、湯返しをしたら、
柄杓を構えて、釜に蓋をし、柄杓を蓋置きに置いて、水指に蓋をします


棚点前(更好棚)0720_2

その頃合を見計らって、
正客が“どうぞ、お棗、お茶杓の拝見を”と声をかけ、
亭主はこれを受けます


まず、棚(中段)に柄杓と蓋置きを飾ります( 入飾り )


棚点前(更好棚)0720_4


【Point1】更好棚では、柄杓の合は “上向き” に飾ります


入り飾りのときは、
奥(合)は棚の 3分の1 、点前(柄)は棚の 4分の1 の位置になるように置きますが、

高さのない(狭い)棚の中段に 柄杓を上手に置くコツ は、

最初に蓋置きから取り上げた 右手の位置 を、
少し下げて持ち直し、柄の端の方を持つ ようにすると、
棚に置く時に、右手が棚板にかからずにピタっと置くことができます

(う~ん、合理的!)


棚点前(更好棚)0720_3

棚に飾り終わったら、
中じまいしていた茶碗を右手で(一手で)勝手付に割り付けます

(本じまいしてるときは、右→左→右の三手で)


棚点前(更好棚)0720_6

棗を清め、棗・茶杓の順に、 客に向けて“トの字” になるように
通い畳の端に揃えて置きます


棚点前(更好棚)0720_7

亭主は、道具を並べ終わったら、向き直り、建水を持って下がります
正客は、下がる 亭主の背中を見て(から) 道具を取りに出ます


客が道具を拝見している間、
亭主は、茶碗を下げ(持って出て)、水次で水指に水を足します

棚点前(更好棚)0720_8


【Point】更好棚では、 水指を棚から降ろしてから 水を注ぐ


棚点前の 水指 の扱いは、 棚の柱の数 によって違うのだとか

次のように覚えるといいわよ、と先生




  三本「半出し」

  四本「おろし」



まるで数え歌みたい
でも、とっても覚えやすい


棚点前(更好棚)0720_5

道具の拝見が終わったら、
次客(または末客)は一旦、正客に道具を戻します

この時、正客と次客(または末客)は 直角 に向き合います

これを “出会い” で返すといいます


正客は、元あった場所に、亭主に向けて“トの字”になるように
道具を揃えて戻します


このあと、亭主が席に戻り、、主客問答となります


問答が終わったら、
亭主は、棗を左手に乗せ、右手に茶杓を持って、
棚前に向き直ります


棚点前(更好棚)0720_9

一旦、茶杓を水指の上に預けます(右手を使うため)

この時、茶杓を持った手が、水指にかからないよう(右寄り)に置きます


棚点前(更好棚)0720_10

左手の棗を右手で上から取って、
棚の天板中央に置きます


更好棚0720_2

<棚飾り完成の図>


再度、茶杓を右手で取り、左手で扱って持ち直し(指4本が隠れる位置)、
茶道口で総礼をして下がります



さて、今回の床飾りは、

お軸は、前回同様、お軸は禅語の 「山是山水是水」 (やまこれやま、みずこれみず)

香合も、前回同様、乾漆(かんしつ)の ほおずき


床飾り0720


床の花入れは、久々に籠ではなく土のもの(焼き物)でした
備前焼でしょうか

畳の床の場合、
籠の花入れは床に 直置き ですが、
焼き物は 薄板を敷いて 置くのだそう


花入れ0720

花は、 ヤハズススキ (矢筈薄)と “祇園守り” という ムクゲ (木槿)


床に飾る花は、ふつうは開いた花を使うことは少ないのだそう
でも、このムクゲは開いてしまっていても
華やかでかわいらしくて返ってステキでした


そういえば、利休の小説(「利休にたずねよ」)にも
ムクゲ がキーワードとして出てきたなぁ・・・・


洋間の棚に飾ってあった籠花入れは “忘れ傘”

いまの季節にぴったりの名前ですね

花入れ(忘れ傘)0720

花は、オカルカヤ(雄刈萱)と白キキョウ(桔梗)



今日の主菓子は “いわしみず(岩清水)” (石清水かな?)

裏千家御用達 の吉祥寺 『亀屋萬年堂』 さんのお菓子です


岩清水0720_1


今日の餡は、珍しく“つぶあん”でした

岩のごつごつした感じをつぶあんで表現したのでしょうね


岩清水0720_2


(余談ですが、和菓子は、こしあんよりつぶあんの方がお高いんですって)

つぶあんって美味しいけど、お茶席でいただく時はちょっと緊張
ポロポロ崩れやすいんですもの


岩清水0720_3



お稽古の帰り道、駅まで皆でお話しながら歩いる時に
うれしい偶然があったのです

「夏休みは田舎に帰らないと・・・・」と、S原さん

「田舎ってどこ?」って聞くと、何と!

「岩手」 と\(◎o◎)/!

「え!岩手!?そうなの!?岩手のどこ?」と聞くと

「水沢」と、「わたし遠野!」と答えたら

隣のS生さんが、「わたしのおばあちゃんち、大船渡」と


ええっ!?3人とも岩手つながり!? 奇遇だねぇ~(笑)


4ヶ月たって初めてわかった事実・・・・
もっと早くわかっていたらよかったね・・・・

でも、世の中ってホント狭いね








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Last updated  2012.06.19 10:45:55
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