まいにちのコト・・・

まいにちのコト・・・

June 19, 2005
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カテゴリ: 日々のこと。
先日の、子ども育成タウンミーティングでの講師の先生の話だ。

講師の新田先生は、大学の講師の他、子ども達の遊びの学校を主宰されてる。
とても興味深い話を、聞かせていただいた。

最近、小学生の多くが週に何度も保健室を利用するというコラムが
新聞に掲載されたそう。
(ワタシは気にして見たことが無かった。)
新田先生は、自分の息子さんに、そんなことがあるのか聞いたそう。
息子さんはマイカップまで保健室にキープして
週に2、3回は昆布茶を飲みに通っているという話を聞いて



日本は戦争の後、あたり一面焼け野原だった。
そこから急いで復興するために
色んな何かを忘れてきたのではないか?
「合理的に効率よく」
すべてにおいて、そうなってきたのではないか?
たとえば1つのものを決めてしまえば
それをコピーするように増やしていけばとても合理的。
ただそれには個性が無い。

何かを忘れた・・・という例えに新田先生は
縁側の話をされた。
昔はどこの家にも縁側があった。

友達、近所の顔見知りの人は玄関から来ない。
縁側にやってくる。
縁側で何をするかというと、お茶飲み。
お茶飲みっていうのは何か?
用事がなくても行けるという事。


「今の時代、あなたは、用がないのにお茶だけ飲みに行ける家が何件ありますか?」

縁側は家と社会を繋ぐところだった。
今は多くが縁側(無駄)がない。
子育てでもそう。個性がない。
親も社会もはみ出すことを嫌う。
親は自分の子どもが、周りと同じでないと不安になる。
それで子ども達にも余裕がない。

子どもの能力も、記憶力の良し悪しが70%も占めている
テストでの評価でいいのか。
もっといろいろな能力を認めることも大事じゃないか。

市内の小学6年生に「今したいことは?」という
アンケートを取ったところ
「寝たい、休みたい。」
って答えが大半だったそう。

そんな疲れた子どものオアシス。
それが保健室じゃないかって先生は言われた。



ワタシの感想なので上手くまとまってないと思います。
ごめんなさい。
もっとたくさんの話をきいた中の1部です。





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Last updated  June 19, 2005 02:40:07 AM
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