第12回 私たちの目指す介護とは



 この3日間はグループホーム職員採用の面接が集中した。まじめでユニークな女性たちが集いそうだ。介護施設勤務や在宅介護ヘルパーの経験者をはじめ経験者でない人もいる。看護士や栄養士もいる。とても心強い。面接官のひとりは自分が介護してもらう立場に徹して質問をしている。たくろう所の責任者はこんなときどうしますか?とおじいさんやおばあさんの行動への対応を聞く。介護に答えはない。それはおじいさんやおばあさんによって介護への要求と満足度が違うからだ。
 たくろう所でボランティアを経験して応募した人はいちおうに「家庭的。普通の家だ」という。私たちは普通の家の延長で介護をしたい。
 グループホームは米沢市内だけで171室になる予定。過剰だ。来年2月に開所する私たちは「質を重視した介護」「普通の家の延長で介護」を実現したい。

 11月30日記


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