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クリスマスが近づくと、ホストは何十枚ものカードを近所の家の郵便受けに突っ込みながら出勤していましたが、同じ頃それと同じくらいの量のカードが毎日のように届きました。
その二つ折りのカードを天井に張った紐に引っ掛け万国旗のようにしたり、届いたプレゼントをツリーの下に置きクリスマス当日を待ちます。
ホストは1ヵ月前からクリスマス料理の準備に取りかかります。アメリカにはなかったクリスマスケーキですが、イギリスのホストは確かに「クリスマスケーキ」と言って焼いてくれました。
そして食べきれないほど沢山の料理を用意し、12月24・25・26日は食べる・寝る・TVを観る…の繰り返し。とにかく何もしないでゴロゴロするのです。このあたり、ちょっと日本のお正月のようです。
恒例のエリザベス女王のスピーチですが、イギリス国民は毎年これを楽しみにしているのだと何かの本で読んだのですが、ホストマザーは
「こんなの誰も聞かないわよ。これが始まったらみんなチャンネルを変えるのよ」
とバッサリ。もちろんみんながみんなそうだとは思いませんが…。
クリスマスにはそれまでに届いたプレゼントをひとつひとつ丁寧に開けて喜ぶのですが、どれもそれほど高価なものではなく、贈った人の気持ちが入った温かみのあるものばかりでした。
素敵なクリスマスではありましたが、街や家のクリスマスの飾りつけがその年明けまでそのままだったのがちょっと違和感でした。12月26日になった途端に年越しモードに突入する日本に慣れているせいでしょうか。
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