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カテゴリ: アート・舞台
午前中の地元テレビ番組。先月の金比羅歌舞伎の模様が流れていた。

それを観ながら絵を描いていたKAIにもまた歌舞伎熱が甦り、今日は歌舞伎ビデオをいろいろと楽しむ。

で、思い出したのだけど、先日NHKでやっていた『熊谷陣屋』。ボロボロになるまで歌舞伎のガイド本を読みこなしているKAIに「これはどうしても観たいから録っておいて」と頼まれていたのをこのGW中に観た。いやー、本当だ。すごくよかった。先月行った歌舞伎座ですっかりファンになってしまったのだけど、仁左衛門さんの切ない演技に感動しちゃったわ。
さて、このお話。

熊谷次郎真実は源氏に仕える武士だけれど、以前に平敦盛の生母・藤の方に助けられた恩義を感じている。その熊谷は戦いでその恩人の子である敦盛を討ち、妻・相模と藤の方の前で事の成り行きを語って聞かせる。
話を聞く藤の方の哀しみは痛いほどで、せめて息子の首を見せて欲しいと懇願するのを陣屋は頑なに断り、義経に首を差し出すために出かける用意をするのだが、そこに現れたのが義経。義経は、その場で首実検(その首がたしかにその者かを確かめるために生前を知る者に確認すること、だって)を行うといい、首を出すのだがそれは敦盛ではない。実は、熊谷の庭には「一枝を伐らば、一指を剪るべし」と立て札があり(冒頭のシーンで出てくる。これが伏線)、人々はなんだこりゃあと噂し合うのだけれど、これを義経からのメッセージと受け取ったのが陣屋。義経も平家の命を絶つのは忍びないと、こっそり敦盛救出の指令を出していたのだ。
では、身代わりの首は?…と、それはなんと陣屋自身の子どもの首。泣き崩れる妻の相模を前にしても陣屋は涙を流さず「これでよかったのですね」と義経に我が子を敦盛の首として差し出す。そうこうするうち、また出陣の命令が。着替えに下がり甲冑姿で現れた陣屋。しかしその下には髪を剃り、墨染めの衣に身をまとった姿があり、陣屋は武士の身分を捨てて旅に出る……。

おお、なんて無常な~。


一度おもしろいと思うとこれもあれもと観たくなる、こうしてハマっていくのかな?うちの場合は、子どもの方がずっとずっと詳しいので、歌舞伎に関してはリードしてもらってるけどね(笑)。
次は『籠釣瓶』が観たいんだって。あばたヅラの男が人気の花魁に惚れまくり、身請け話までとんとん拍子に。通い詰めた挙げ句、花魁に愛想づかしされて傷つく男。自暴自棄になって惨殺までやっちゃう…という内容らしい。
ケーブルテレビのわが家では歌舞伎専門チャンネル視聴できないの。だれかこの演目、録ってないかな。シオシオッサンどう?









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最終更新日  2006年05月06日 20時32分37秒
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