働くママが日本を救う! ~「子連れ出勤」という就業スタイル~ (マイコミ新書)
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私がまだ子どものいない頃、小さい子のいるお母さんたちとひとつの店を共同経営していたことがありました。保育園に行ってはいても、時間や子どもの体調によっては、子連れ出勤ということもたびたびあり、2人目が生まれて入園前までは、おんぶして仕事をしたりと、思い返せばそんな状況。
当時、私が感じていたのは、子どもを親が育てるのか、社会が育てるのかというバランス感覚が、みなそれぞれ違うのだなということ。そして、仕事=お金を稼ぐ ということは、人に対してシビアになっても仕方がないのだ、ということでした。

(↑モーハウスの仕事風景)
モーハウスが「子連れ出勤という就業スタイル」で順調なのは、働く人どうし、また、社長の光畑さんとスタッフのみなさんとの関係がとても上手に運んでいるからなのだなと思うのです。それがすごいと思います。
これは、母乳育児真っ最中の人たちだからこそではないかと感じます。
私自身、子どもを産む以前の自分を思うと、今は少しは成長したかなと思います。人と分け合うこと、頼りあうことが少し上手になりました。そして人の状況を慮る機会が増えたことで、逆に自分の仕事に厳しくなったとも思います。
もとからそういうバランス感覚のある人、それまでの人生で身につけてきた人、たくさんいます。私は、子どもを産み育てることでやっと目覚めましたが。まだまだ、その途上なんですけど。
今は、親の老後というテーマが目の前にぶら下がってきて、これもまた、モーハウス的な、同居専従介護でもなく、施設に入れておまかせでもなく、のいい感じでできないかなあとイメージを膨らませているところです。しかし、離れているのでかなり難しそう・・・
子育てというのは、さまざまなことを教えてくれる、本当にいい先生だと思います。
でも、光畑さんに「そんなに大げさなことじゃないわよー」なんていわれそうですけど。
きっと、無理のない就労時間、報酬で、モーハウスと働く人とのいい合意のラインができているのでしょうね。そこがまた、すごいですよね。
ひとつ気になったのは、本の帯や新聞記事で、お母さんが赤ちゃんを抱っこしながらパソコンに向かっている写真が、象徴的に使われていること。たぷん、常時そういう姿で仕事をしているわけではないのに、編集の都合で使われた写真だと思いますが、赤ちゃんは電磁波への感受性が高いということもあり、けして好ましい図ではないので、ちょっと気になりました。
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