キャリアパス CPA+CIA+MBA

キャリアパス CPA+CIA+MBA

□□□ 書籍紹介 1冊~15冊


★ 無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法
★ 勝間 和代 著



★ レビュー
勉強する目的やモチベーションの保ち方を、簡易な言葉で伝えてあり、好感もてます。結果は自分自身の努力の積み上げという当たり前のことを、成功者の目で、読者の視線まで落とし込んで伝えていますので、お仕着せがましくなく、抵抗なく理解できるでしょう。さすが、効率化の伝道師といった感じです。でも、抑えようとしても、私は秀才、いい意味でも悪い意味でも、やはり出てますね。

■■■ 書籍紹介 (2冊目) 2009-01-14
★ なぜ社長のベンツは4ドアなのか?
★ 小堺 桂悦郎 著



★ レビュー
購入してからずっと読まないまま半年。今回、1日で読んでの感想です。僕も会計士なので、できるだけ難しいことは、やさしくと心がけてますが、この本はそれを目指したもの。でも、ちょっと?というような語りがあって、よーく読まないとわかりにくい箇所があったりします。ストーリーにベンツやホテルの例をあげて、ユニークさを出したことが、売れた要因なのでしょう。でも、専門用語やややこしい言い回しもあったりで、正直期待はずれでした。特に、ベンツは、2ドアでも良かったのでは。

■■■ 書籍紹介 (3冊目) 2009-01-16
★ 3分間コーチ
★ 伊藤 守著



★ レビュー
”コーチ21”の経営者が出版した書籍です。おもに、部下とのコミュニケーションのとり方について、”コーチング”という技法で解説しています。ポイントは、毎日たった3分でも、少しで良いから、部下のための時間を取って、部下のことを考えることが、良い上司の秘訣でもあるといった内容です。どんなにがんばっても、自分だけでは仕事はできないこと、かみ締めることが大切ですね。それと、自分を人のために解放する大切さも。

■■■ 書籍紹介 (4冊目) 2009-01-18
★ 内部監査を活かす術
★ 近藤 利昭著



★ レビュー
初心者向けを心がけていますが、全くの初心者には、展開の仕方(38の極意)が唐突で、わかりにくい構成になっています。ただ、実務家の人には、なるほど、と頷ける具体的な内容ですので参考になるでしょう。内部監査の現場を経験してきた著者ならではの視点と課題提起があります。ただ、この手の本、みなさん工夫して、わかりやすくしようとしてますが、どれも堅くなりがちですね。

■■■ 書籍紹介 (5冊目) 2009-01-19
★ 読書は1冊のノートにまとめなさい
★ 奥野 宣之著



★ レビュー
紹介している方法は、アナログ的な手法ですが、ノートにその本の気になる内容をできるだけ要領よく記載しておくこと。そうすると、読書で一度インプットした情報は、いつでも取り出せるようになる、というのが大きなコンセプトです。なにげにごく普通のことのように聞こえますが、これだけでも、本として売れているようです。最後の方は、ポストイットや筆記具のツール説明がやんわりとあります。なんか、濫読したには、拍子抜けする本でした。

■■■ 書籍紹介 (6冊目) 2009-01-22
★ 「1秒!」で財務諸表を読む方法
★ 小宮 一慶著



★ レビュー
たった1秒でわかる!なかなか刺激的なタイトルなので、つい読んでみました。財務諸表を構成する、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書について、誰でも知っている会社の事例を挙げて、かつ、興味を引くような内容で、財務諸表の見方を上手に解説していると思います。もちろん、これだけで、簿記とか、会計のすべてがわかるわけではありませんが、財務諸表を語るときの「ものさし」としては、参考になります。念のため、1秒でわかれば、監査法人は必要ありません。

■■■ 書籍紹介 (7冊目)2009-01-24
★ 経営がわからない幹部は辞めなさい!
★ 氏家 康二著



★ レビュー
不況にぶれない強い会社にするため、幹部には3つの力(経営力・管理力・人間力)の必要性を強調してます。印象深いのは、幹部の強い姿勢が、見るもの(社員)を勇気づけていくこと。そのためには、ビジョンとリーダーシップ、当たり前の最低スキルが求められるわけです。不況の時代こそチャンス!、松下幸之助の引用もありますが、どうぜ一度限りの人生、送るのなら精一杯がんばる!そんな志、僕の生き方と相通じるのを感じました。たった一度の人生、人生に遠慮はいらない!

■■■ 書籍紹介 (8冊目) 2009-01-25
★ 会社のすべてを「見える化」する実務
★ 正木 英昭著



★ レビュー
「見える化」するための具体的な仕組みを、図解と実際の例を用いて簡易に説明しています。購入したときは、即効で、情報を得ることを目的で、この書籍を選んだのですが、読んでみた感想はいまひとつ。著者の現場経験が生きている「工場の導入事例」を多く取り上げています。見出しには、どんな業種にも応用できる、と記載されていることからすると、著者の経験の幅でしか記載されていない中途半端な印象で、まさに超速読で終わりました。

■■■ 書籍紹介 (9冊目) 2009-01-27
★ 起きていることはすべて正しい
★ 勝間 和代著



★ レビュー
運を掴むには、戦略的に考えた技術が必要だという、非常にユニークな視点で、運がないことを嘆く人には、ためになる書籍でしょう。勝間氏の特徴は、元コンサルだけあって、非常にロジカルでクール、かつ、読者が考えそうなことを先回りして、具体的な専門的な知見で説明できるところにあります。この書籍、運という曖昧な世界を、いかに引き寄せるか、それは、技術力、言い換えれば、先を見据えた努力で実るという、非常にわかりやすいメッセージが網羅されています。僕も元コンサル、考え方や人生感が似ているので、隠れ勝間ファンであったりします。

■■■ 書籍紹介 (10冊目) 2009-01-29
★ オリジナルワーキング(独創的仕事人のセオリー)
★ 高橋 宣行著



★ レビュー
元博報堂の制作部長によるクリエエーターの視点で見た、「独自の仕事」ができる人になるためのヒント満載です。「先が読めるか」、「全体が読めるか」、「流れが読めるか」、「人の気持ちが読めるか」。これが、ポイント。一見派手に見える、コマーシャルの制作世界ですが、そこでは、人の気持ちにいかに響くか、あらゆる工夫が盛り込まれています。それは、社会人が企画書をあげるときの思いにも通じるものがある気がします。見えないものから作り出すそのパワーと新しい価値、それは、まさに、ブランドと言えるでしょう。そんな著者の思いは、差別化が必要な今日の一般社会人にも活かせるノウハウです。

■■■書籍紹介 (11冊目) 2009-02-04
★ MBAマネジメント・ブック
★ グロービス著



★ レビュー
MBAの全体像を把握するには、一番手っ取り早い書籍でしょう。本格的に学ぶべき主要なテーマが、個別に、2ページの枠でスマートに纏められているので、即効性にある虎の巻と言えます。具体的には、経営戦略、マーケティング、アカウンティング、ファイナンス、人と組織のマネジメント、IT、そして、ゲーム理論と交渉術が網羅されています。非常にわかりやすく、工夫された構成展開で、俊足の理解を助けるでしょう。ただ、テーマは、それぞれ、重いテーマであることには違いないので、小説のような面白さは期待しない方が良いでしょう。あくまで、MBAの手控え辞書のような機能かと。

■■■書籍紹介 (12冊目) 2009-02-05
★ リッツカールトンで学んだ 仕事でいちばん大事なこと
★ 林田 正光著



★ レビュー
リッツカールトンを取り扱った書籍は数多くありますが、この書籍、元藤田観光の50代の筆者(当時)が、リッツに転職して、苦労して得た経験談を語る内容となってます。ですので、他の書籍のような、リッツの「経営者」が語るのとは、少し異なるアングルであり、転職体験談をモチーフとした、転職の世界を綴ったものと言えるでしょう。人間的な深みは、得てして、そうした新しい体験から生まれるのですが、何を学ぶか。それは、何を学ぼうとするのかによって変わるでしょう。その根底には、「人」とのかかわりの大切さ。自分のブランドの立ち居地を見直そうとしている人には、少し参考になるでしょう。

■■■書籍紹介 (13冊目) 2009-02-12
★ 内部統制で現場の仕事はこう変わる
★ 原国 太郎/矢野 直著



★ レビュー
SOX実務経験者の著書だけあり、その内容はまさにリアルであり、よくポイントを突いています。得てして、概論に終わりやすいのが、内部統制書籍の傾向なのですが、業務プロセスごとに、「何を、どう、なぜ、しなければいけないのか」、具体的な例を挙げて説明されています。感心するのは、難しい専門用語に委ねるのではなく、実際のSOX導入で直面するであろう疑問にさらっと答える形で構成されていること。ぜひ、お勧めの書籍です。

■■■書籍紹介 (14冊目) 2009-02-17
★ 超 部下マネジメント術
★ 石田 淳著



★ レビュー
部下のマネジメント術に有効な指針として、「インストラクショナル・デザイン」という行動科学に基づく人材育成法を解説しているのですが、僕にとっては、科学でもなく、普通の内容です。具体的には、「部下のマネジメント計画書・チェックシート」を作成して、適時、確認のためのテストも行いながら、部下の行動計画をマネジメント、スケッチしていくことを提案しています。確かに、一度、そこまでやればベターかも。でも、実際の現場ではなかなか時間ないのが実態でしょう。かつ、テストは、少しナンセンスな気がします。もっと現実的な、「ぱっと部下を理解し、ぱっと誘導できる術」、ご教授して欲しかったところです(文章の行間はかなり空いてるので、ネットページ数は少ない)。

■■■書籍紹介 (15冊目) 2009-02-26
★ MBAクリティカル・シンキング
★ グロービス



★ レビュー
健全な批判的精神による、客観的な思考である、「考える技術」。これを、ケースを多様して説明しています。読破すれば、実践の応用は場数を踏む必要ありますが、なぜ考えることが必要なのか、最低、それを理解できるでしょう。昨今、ビジネスが複雑になり、混迷するほど、限られた情報での決断は重要です。それを正しく結果に導ける人は、企業価値に貢献できるキャリアパス人と言えるでしょう。説得や交渉術、または、部下へのコーチングにも応用できるので、お勧めです。

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