教育コンサルタントの今道久惠です。
久しぶりの楽天ブログ更新でワクワクしています。
二人の子育てを終え、昨年は孫も誕生しグランマになりました。
これからは、ゆっくりペースで投稿していこうと思っています。
公立小中学校で特別支援に役立つ運動提案をさせて頂くようになりはやいもので10年、会社を設立してからは15年になります。
この間に教育相談や運動提案で関わった、子ども達は3000人をこえました。
授業や親子講座で出逢えた児童も含めると、数えきれない笑顔にふれてきました。
ゆっくりと発達していく子どもに対して、学習支援という認知からのアプローチだけでなく、まずは発達の土台となる身体を作っていくことの重要性を日々感じています。
身体の特徴としては、姿勢が崩れやすい、目の動きがスムーズでない、協調運動が苦手など平衡感覚や粗大運動の課題という、体幹が整っていないことがあげられます。
こころの特徴としては、かんしゃくを起こしやすい、自己肯定感が低い、気持ちの切替えが苦手など感情のコントロールに課題があり、受容と表現の方法のバランスが崩れているようです。
このような状況下で、読書や計算に集中することはできると思いますか?
教育相談では、「学校の勉強についていけない」という保護者さまからのお話をよく伺うのですが、まずは「勉強する前の身体の準備を整えませんか」というお話をさせて頂きます。
イスに座って黒板を見たり、担任の先生のお話を聴きながらノートをとるという作業は、姿勢が整ったうえで目・手・耳などの感覚器を同時に使うことができていないとスムーズには進みません。
であれば、感覚を磨くことや姿勢を整えること、ビジョントレーニングなどを行い、授業に集中できる姿勢や目と手の協調性などを高めることを優先してもよいのかなと思うのです。
シンプルな運動や感覚遊びによる療育的支援を行うと、楽しく継続しやすくそして何より、子どもたちに笑顔が広がることが特徴です。
苦手な計算や漢字練習を繰り返しさせられる、というのは苦痛ですよね。
子どもたちは、姿勢だけでなく、こころも疲れてしまいます。。。
発達に凸凹のある子どもたちの「できた」を増やし伸ばしてあげる教育と課題に対して少し発達段階を戻って身体の使い方のパターンを育むという運動療育の組合せで特別支援を行うことで
バランスの取り方や、姿勢を整えるための筋肉の使い方を身体で理解できる適切な運動を提案できれば、身体の土台作りができるので、学習に臨む姿勢だけでなく集中力や理解力はグ~ンとあがります!
私の最近の一番のオススメは、 「
ビルディングブロック・アクティビティBBAs」
という、8種類の発達段階に沿った運動です。ブレインジムやタッチフォーヘルス・キネシオロジーなどと組み合わせると、さらに発達支援が進みます。
それは、保護者にとっても、支援者にとっても、もちろん子どもたちに
とっても幸せなことだと感じます。運動で発達サポートをしていくことが
天職だなぁとつくづく感じています。
BBAsに関して、ご紹介サイトを作っています。
お時間あるときに、ご覧くださいませ。
https://www.genius-seminar.com/
PR
Comments
Keyword Search