
本日は20年来の友人二人が、わたしの初孫のお祝いに
来てくれて、絵本を6冊ほどプレゼントしてくれました。
本当に、本当に、嬉しいことでした~![]()
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その道中土砂降りに遭遇して、友人たちはズボンがずぶ濡れ・・・
わたしもスカートの裾が酷く濡れたのですが・・・
ランチをした後、丸の内に移り、
三菱一号館美術館での「シャルダン展」へ。。
復元した煉瓦造りの丸の内の駅舎を見てから、
美しい並木道を歩いて、美術館へ・・・
この美術館は明治時代のものを復元したもので、それは美しい
煉瓦造りの美術館です。
友人の娘さんの彼が東京芸大の油絵科出の方で、シャルダン展が
素晴らしいからと、勧めてくれて、今回三人で赴いたわけです。
始めは静物画で、それは、小品ながら、250年ほど前の食卓の
水差しや銅鍋、くだもの、肉の塊などを大変なリアリズムで
見事に表現していました。
けれども、何と言っても、傑作は「羽を持つ少女」を観た時、
わたしは、この場に立ちつくし、見とれてしまいました。
友人と、その絵の素晴らしさを話していると、館内の関係者の男性が
話しかけてくれて、この絵の経緯をいろいろ特別にわたしたちに
語ってくれました。
「羽を持つ少女」は二点の作品が有り、展示されていました。
本物と、弟子が描いたものか? どうなのか? と言われる作品があり、
もうそれは、どう観ても、こちらは本物で、あちらはニセモノだとはっきり
言えるくらいの違いがあります。
実は、この絵はネットから探したのですが、所有者はロスチャイルド婦人で、
彼女から借りたものなのだそうです。ロスチャイルド家と言えば、世界屈指の
大金持ちです。シャルダンの絵は、ルーブル美術館所有のものが現在は
多いのですが、元々はロシア貴族に愛された画家で、ソ連が財政難に
陥った時、海外に売られてしまったよう。
今回の展示でどんなに小さな作品でも1作品で、2億に満たない作品は二点だけで
この「羽を持つ少女」は、35億としての価値の保険が掛けられているのですって!
凄いですよね! 1点だけの絵にですよ。もう一つのレプリカのような
作品は比べ物にならないのですが、それでも12億だったかな?
その価値としての保険が掛けられているのですって。
他にも素晴らしい絵が何点もあったのですが、羽を持つ少女の
圧倒的な質感、内面の生き生きとした瑞々しさは、
素晴らしい!
を10回くらい言い続けてもおかしくないくらいの価値だと・・・
何と言っても、35億の価値・・・なのですから・・・
一人の人間の価値よりも、絵の価値の方が断然高いのです!(びっくり)
と・・・言う訳で、三菱地所所有のこの美術館では、儲け無し・・・
で、この美術展を開催している訳なのです。
絵を梱包する特別な美術品の移送代、絵は始めから到着するまで
美術学芸委員が作品に付ききりで日本に運ばれてくるそうで、
個人所有、世界の美術館からとさまざまで、このシャルダン、
作品をツインで描いているものが多く、ツインの絵の持ち主がそれそれ
違うものをここで100年ぶり、30年ぶりに揃ったとか・・・
そのような作品もあるのです。
赤字でやっているのだと知りました・・・流石に凄いです。
三菱財閥・・・。
なんて、特別に伺ったこと・・・書いちゃっていいのかな?
本当は、この「羽を持つ少女」の本物をポスターに使いたかったそうです。
けれども、ポストカードも、ポスターも、ロスチャイルド夫人から許可が
下りなかったそうです。なのに、何と、流石に大金持ちだけあって、
タダで貸し出してくださったそうで・・・ここのところが、芸術を愛するもの
の太っ腹ですね。もしもの時は、35億入るのですから・・・
けれども、売りだされていた画集には掲載されていたので、
ネットに本物の絵があったのでした・・・。
それにしても、本当に見応えのある、美術展でした。
大きな宣伝はぜず、静かに、静かに絵画を鑑賞したい方に
お勧めですよ。
では、明日も良い日を~![]()
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