
スペインに行く時、昨年のギリシャ危機に続き、スペインも
危機的財政が世界を騒がせたので、やや心配もしたのです。
物騒ではないかとか・・・アルジェリアの日揮のプラントの事件も
気になったし。スペインが泥棒やスリは非常に多いとは
添乗員さんやガイドさんから度重なる注意があったのですが、
行ってみたら、街は平穏そのものだったのですよ。
ただ、最後のマドリッドでは、労働者のストがあり、わたしは、
鎌倉の御夫婦と地下鉄に乗り、マイヨール広場に
上がろうとした時、爆発のような音を聴き、ビビりました。
どうも爆竹だったようで、路上に上がってホッとしましたが
普通のストライキの行進があったのでした。

スペインに行って、一番驚きだったのが、何処まで行ってもオリーブ畑が
延々と続き、次はバレンシアのオレンジ畑、葡萄畑と・・・この国は大いなる
農業国なのだということを実感したのでした。農業と観光国・・・何しろ
イタリアの次に世界遺産の多い国なのですって。
なのに、何故、ギリシャ危機に続いて、スペイン危機になり、ユーロ圏から
昨年、巨額のユーロ支援を受ける羽目になったのか? それが疑問なのでした。
これに関して、詳しい事情を知らないからなのですが、スペインを横断していると
誠に、豊かな農業国で、少しも財政難と言う感じがしなかったのでした。
というのも、既にユーロから支援を受けているからということもありますが・・・
土地が乾いて、肥沃ではないから、オリーブづくりに適している・・・ということ
みたいで・・・けれども、あれだけの土地に広大なオリーブ畑があり、相当な
収穫があるにも関わらず、何故、財政危機に陥ったのだろう? という疑問が
バスの車窓から眺めるオリーブ畑を観て思ったことでした。
毎日、毎日、バスからの眺めはオリーブ畑だったのです。
日本で言ったら田んぼ? けど、日本には田んぼはそうは無いです。
オリーブは巨額のマネーにならないのか? というのがわたしの疑問でした。
そんなことを、バスで前の座席に座っていた、ケンさんに尋ねたところ、
「知らん」と言われたのでした。
すると、最後の方で、わたしが喋っていたのを記憶していたのか、
添乗員さんが、答を述べてくれたのでした。
オリーブの木は見たところ低木で1・5メートルくらいのものがスペースを
空けてぽこぽこと、なだらかな丘に植わっています。
収穫機になると、オリーブの木の下にビニールシートを敷いて、
上質のものは全て手摘みで収穫して、オイルにするものは、棒で叩いて
ビニールシートに落とすんだそうです。
広大なオリーブを誰が収穫するかというと、収穫期になると、
一斉にトルコから日雇いの労働者がいっぱい来るのだそうです。
何しろ、収穫期は、待ってくれないのですから、いっきに来ます。
大地主は、このオリーブ畑には住んではおらず、都会に住んでいるそうです。
畑に住むと危険なのだそう。物騒で。
なるほどねぇ・・・・ペイはトルコに流れてしまっているではありませんか~。
地主は大儲けするかもしれないけれどね。
多分、バレンシアオレンジ畑もそんな感じかしら? 葡萄も。
日本でもTPPに反対しているくらいだから、農業というのは、工業に比べると
利潤が少ないのかしらって。
スペインは工業はイマイチ盛んでは無く、車のメーカーは一社在るだけ
のようだと聞いたのですが、フランスやドイツと提携してしまっているようです。
調べると、少しはあるようですが。
航空機エアバス(フランス、イギリス、ドイツ、スペイン)が共同で
造った飛行機がありますが、スペインが作ったのは灰皿だけ、というジョークが
あるそうで、まんざら嘘では無い・・・よう。
ちょっと、面白かったのは、最後に行った首都、マドリッドに
ガラスで出来た高層建築のデザイン性を追求したガラスの傾いたビルが
あるのです。その傾き加減はピシャの斜塔よりも傾斜が激しいもので、
何と、スペインの銀行のビルで、この銀行はその後傾いているのだそう。
それは、バンキア銀行でした・・。
この建物がお辞儀をするように向かいあって二つありました。

このような近代的なビルは一角にはあるのですが、
わりと、古い物を愛でる建築様式が多かったように思います。
ヨーロッパの恒常性と言うものに由来しているのかしらって。
それでも、気候風土が建築には大いに関係しています。
イベリコ半島のミハスでは、夏は40度、50度になるそうで、
白い石灰を含んだ塗料で外壁を縫って熱を反射して、大変美しいのですが、
その壁を一年に一度、塗り替えるのは女性の仕事だと聞いてびっくり!
国が変われば、常識が変わるのだなぁ・・・なんて・・・。
ここでは、お天気が良ければ、アフリカの地が見えると言われたのでした。
なにしろ、隣がアフリカなのでした。
アフリカか~・・・・そういえば、イチカワご夫妻はエジプト旅行もされたと
言っていましたっけ・・・。
アフリカにも行ってみたいですね・・・けど、飛行機は好きじゃないです。
けれども、飛行機に乗ると、やっぱり人間って凄いなぁって思うんです。
世界中にいっぱい日夜飛行機が飛んでいる訳でしょう?
自動車事故に比べたら、うんと少ないのですから事故は。
その技術ってのが凄いなぁって・・・
なんとなく、やっぱり、よその国をちょっとでも知るっていうのは、
視野が少しだけ広がったようで嬉しいことです。
もう一度、行くとしたら、プラド美術館かな。
本当に素晴らしい絵画がそろっていたから・・・
それは、また明日・・・
本日も、気ままな日記を読んで頂きありがとうございます~♪
(下の写真は、グラダナで個人で入った教会の内部)

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