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2009.03.16
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テーマ: 美容院(1047)
カテゴリ: 日常の事

恐ろしい美容室の体験が僕には二つ、あります。

今からこの話しを読む、あなたの想像を絶する出来事です。

「それって! 日本?」

と思われるでしょう。

でも、この体験は日本、JAPANでのことです。

そして真実の話しです。

一つは沖縄。

もう一つは京都、での事です。


ずっかり忘れていましたが、先ほど写真のストックを見ていて思い出しました。

この写真 ↓ は、この二題とは関係ありませんが、あまりにも僕が体験した美容室と様子が

似ているので去年、思わず撮影したのです。


美容室


まさしく、こんな感じの美容室でした。

このお店の前を通って驚きました。

入ってみようかと思いましたが、あの恐怖の体験を思い出し足がすくみました。



一話。

沖縄です。

中学二年の頃ですから、もう随分前のこと。

沖縄の国際通りの突き当たり安里という地名の近くにその美容室、いえ、床屋はありました。

僕は幼稚園までは髪の毛は黒々としていたのに、小学校にあがるとすぐに真っ白になってしま

いました。

理由は分かりません。

「明日のジョー」に出てくるホセ・メンドーサと同じく、一夜にして真っ白になったのです。

さんざんからかわれていましたが色気づいた中二の頃、国際通りを歩いていて急に「そうだ!

髪を染めればいいじゃん!!」と思ったのです。

でも、やったことが無い。

どうしよう?と、思った視線の前に上の写真のような美容室、いえ床屋が見えました。

その時、なぜか多少のお金を持っていた僕はその、悪魔の床屋へ入ってしまいました。

店内へ入ると、客は誰もいません。

あれっ?

すると鏡の前の椅子がゆっくりと廻り、新聞を読んでいる店の親父が僕をにらみました。

「ぬぅー??」

沖縄の方言です。「何だぁ??」と言います。

   『いえ、あの、その、あのぉ・・・・」

「ぬぅー????」 語尾が上がっていました。

   『いえ、あの、その、髪を・・・・』

「髪が、ぬぅー???

   『はい、か、髪を、染め、染めて欲しいんです』

新聞を拡げたままの爺さんは僕の頭を見て、理解したようです。

そして顎で、隣りの空いている椅子に座れと命令しました。

客の僕に。顎で。命令をしたのです。

座りました。

5分。

何も言いません。

10分。

何も起こりません。

新聞を読んでいます。

さすがに頭にきて帰ろうとしたその時、爺さんが拡げていた新聞を二つに折りました。

そして、その新聞の二つ折りに折った折り目の中心を指で、半円形に破り始めたのです。

  『な、何をしているんだ?』 心の中のつぶやきです。

破り終えると爺さんは新聞をまた拡げました。

そして、なんと、拡げて円になった穴に僕の頭を通したのです。

  『えっ? えっ??えええーーー

鏡に映った僕は新聞をかぶった バカ 、でした。

そして爺さんは白髪染の液体を用意して、陶器の器でコネコネしはじめました。

  『えっ? まさか、このまま??』

と、不安に陥る僕の頭にペンキを塗るハケのようなもので塗ろうとしたその瞬間、

「あいっ! わしとーたん」(あっ、忘れてた。) 同時中継でお送りしています。

ほっとしました。

そうだろう。そりゃ、そうだろう。

いくらなんでも、そりゃそうだろう。

こんな格好のまま、ってことはないだろう。忘れるなよな。爺さんよぉ。

髪染液を置いた爺さんは、床に捨てたさっきの半円に破った新聞を拾いました。

   『何?何?何すんの?』

拾った新聞を今度は5~6センチにまた破り始めました。

しかも、またもや半円です。

餃子、くらいの大きさでしょうか。

それも、またしても、折り目のところを破いていました。

餃子を持った爺さんは、店の奥に消えました。

これから何が起こるのか?中二の純情な僕はおびえていました。

奥でなにやら婆さんに「○○持ってこい」と言う声が聞こえます。

戻ってきた爺さんの手には右手に餃子、左手には昔の、ブリキ製の、洗濯バサミが二個ありま

した。

僕の頭の上には「???」マークが何個も付いています。

そして爺さんは餃子を、いえ、半円状態に破った新聞紙を拡げて、僕の耳にかぶせたのです。

そして、恐ろしい事にその耳にかぶせた新聞紙を固定するために、洗濯バサミで僕の耳を挟ん

だのです。

痛かった。もの凄く痛かった。今、思い出しても痛い。

昔のブリキの洗濯バサミの強さったら、そりゃぁもう、大変ですよ、あなた!

  『痛~い!!なにするのぉ~。』 絶叫する僕に

「やがまさん。耳ぬくるーなてぃん、しむんなぁ?」

 (うるさい。耳が黒くなっても良いのか?) 同時中継でお送りしています。

その後のことは記憶にありません。

バタバタしながらも最後まで染めて帰ったのでしょう。おそらく。

そのお店も今はありません。

スーパーになっています。

そのスーパーに恨みはありませんが、僕はそこで買い物することは無いでしょう。

僕の耳が許さないのです。

「スーパーへの苦情と掛けて床屋と解く」

その心は 「耳が痛い」

しょうもないオチですいません。

長くなりましたので、京都での出来事は明日以降、次回に書きます。

京都の出来事はもっと恐ろしい話しです。

何しろ、出刃包丁が登場してきますから。

「出刃包丁で髪の毛を切るんだろう?」と思われたあなた、とんでもありません。

そんなお洒落なお店ではありませんよ。

それなのに「出刃包丁」がゲスト出演します。

お楽しみに。







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最終更新日  2009.03.16 23:18:03
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Re:恐ろしい美容室。 二題。(03/16)  
どうコメントしていいものやら…^_^;

ホニャララなお店ですこと
それにしても、貴重な体験です。 (2009.03.18 02:28:35)

ホニャララ  
rakuチン念  さん
一度でいいですから、お客さんにいきなり選択バサミで耳を挟んでみてください。

どんなホニャララになるのでしょうか? (2009.03.18 22:07:37)

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