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乳癌と聞くと樹木希林 さんが思い浮かぶのですが、彼女のインタビューの中で切除するのに抵抗なかったこと聞いた時すごく自分の中で動揺しました。
私は…したくない!!
乳癌の記事見つけてきたので紹介したいと思います。
乳癌はなぜ予防できないか
毎年、米国内で4万6千人が乳癌で死ぬ。被害はきわめて大きい。男性が大半を占めている医学界では、そのうち奇跡のような治療法が登場すると期待しているが、実態は乳房を切り刻み、有害な抗癌剤を注入し、放射線で焼くことでしかない。対策としてもっとも費用がかからず、だれにでもできるのは、予防することだ。しかし癌の予防はいつも議論されずにきた。ところが、ここに女性医師による新しい癌予防の本がでた。
ジャネット・シャーマン 『絶妙な命のバランス -- 乳癌の原因と予防』
2000年、ISBN 1-56032-870-3
「癌の原因が、化学物質や内分泌撹乱物質、放射線によるものでないとすれば、何が原因なのか。前立腺癌や小児癌とならんで、乳癌が増加している事実をどう説明するのか」 とまず疑問を投げかける。シャーマン医師は、19世紀の歴史的事実にまで遡り、化学の知識、豊富な医療経験とあわせて、「予防」 こそが一番であることを明らかにする。
めったに癌にかからないサメが化学物質のプールで泳ぐと発癌する事実から、そとからやって来る化学物質の毒性に気付く必要がある。乳癌になりやすい因子として上がっているもの -- 初経が早い、閉経が遅い、高齢出産、こどもがいない、授乳経験がない、脂肪の摂取量が多い、背が高い、卵巣癌・子宮癌がある、経口避妊薬使用。「どれをとってもホルモン、ホルモン、ホルモン。間違ったホルモン投与、ホルモン作用のある化学物質など、つまりホルモンづけが問題なのである」
ここでシャーマン医師は、完全にわかっている放射線の発癌作用、つまりX線装置や原子炉からの被曝に目を向ける。空気中の放射線、発癌化学物質やホルモン作用化学物質への曝露で、なぜ癌を生じるのか。アジアから女性が米国など先進国に移住してくると、癌の発生率が上がるのはなぜか。一般には、ライフスタイルの問題だといわれている。しかし、事実は環境だ。空気・水、そして放射線。
ネズミをつかった実験で、抗ヒスタミン剤や抗うつ剤で癌の発生が増強されることが認められている。また、全米で5百万人の女性が女性ホルモンの投与を受けている。これも発癌率を押し上げる。わかっているのに、なぜ続ける? 変だ。
いまやホルモンは一大産業になっていて、化粧品・くすり・食品添加物・ペットフードにもホルモンが入っている。その走りがDESだった。鶏・牛・豚の成長が早くなることがわかって、これが広く使われるようになった。1954年から20年間で、牛の4分の3は成長ホルモンとしてDESの投与を受けていた。(DESは 『奪われし未来』 に登場する)
73年から食肉にDESを使うのは禁止され、別のものにかわった。最近でも乳牛に成長ホルモンを使っているが、女性の乳房細胞が成長するのを刺激するホルモン量を増してよいとFDAが認めた。米国製の牛・鶏・豚をヨーロッパ諸国がいやがる理由もここにある。
この他にもホルモン作用のある化学物質はたくさんある。農薬・洗剤・溶剤・プラスチック可塑剤・界面活性剤・染料・化粧品・PCB・ダイオキシンなど。このように癌を促進する作用のあるホルモン類をわたしたちは一体どれだけ肺や皮膚から吸収しているのか? なぜこんなことがいつまでもつづくのか? 専門家はだれも、こういう決定的な問題を提出しないが、シャーマンはあえてこれを問う。
さらに放射能もある。一つはネバダの核実験場の風下で被曝したユタ州の人たち、もう一つは広島の被爆者に乳癌が多いこと。ゴフマン博士が電離放射線被曝で乳癌が増えることをはっきりさせている。シャーマン自身も、原子炉の近くで乳癌が増えることを突き止めた。原子炉から常に放射線が漏れていることを表している。これをとめようとすると原子炉を止める以外にない。なぜ止めない?
なぜアメリカは癌の予防に背を向けたのか。シャーマンは常にこの問いに戻る。いまもFDAが使用を認めているタモキシフェン(発癌性が知られている)。「なぜ、癌の予防をしないのか? 乳癌はビジネスチャンスに結びつかないのだろうか?」 分からない。なぜだ? しかし、とうとうこの問いの答えをシャーマンは見つける!
「くすりや投薬器具の生産・分配・消費、臨床試験や実験に関するセールス・器具使用、病院や療養所・在宅介護の派遣業などの統廃合と経営、こういうものは少数者の手に握られている。もはや私たちは病気にかかる生きた人間ではなく、医療産業の売り込みの対象になった。予防がほとんど注意を引かないとしても、なんら驚くことはない。癌ビジネスは、成功間違いなしの巨大産業になった」
「製品とサービスを売り、最大の利潤をあげるという企業の目的を反映して、予防という考えは最低ラインの興味さえ惹かないことが明らかになった。何と、にがく悲しい現実だろうか」 と彼女は結論付ける。
このような現実にもかかわらず、この本は私たちが癌をなくすためにできること、しなければならないことを教えてくれる。癌の問題を解決する道は、発癌物質をなくすことである。原子力を止め、きれいな食品や水・空気を要求することだ。
レーチェル環境・健康ニュース #723 による、2001年4月26日 より
女の人には身近なようで遠い問題になりつつありますが、家の中で母親が無知だと健康じゃなくなるんだそうです。
前にセミナーで聞いてことあるのですが、じゃあ父親が無知だとどうなんるのか?
貧乏になるそうです。
私も思わずうなずいてしまいました。
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