雅の里 ~みやびのさと~
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mixiの利用者の方から、「双子でプスプスを使った感じを知りたい」との問い合わせを頂いたので、ちょうどいい機会なのでまとめてみました。東京乳母車さんのサイトにもユーザーの声というページがありますが双子の情報だけではないので、このまとめが参考になれば幸いです。ただし。東京乳母車さんでは、双子でのプスプス利用については保証の対象外となりますので、利用をされる場合はあくまでも自己責任で願います。 ■1■ 0ヶ月~第二のベビーベッド生後10日で退院したその日から、プスプスは大活躍でした。 おくるみでくるんだ2人を、「トランプの絵札」状態で寝かせています。 こちらは生後3週間ほどで、おくるみなしで寝かせた状態です。おくるみがないと互いの足が顔に当たり危険なので、斜めに寝かせました。寝室にベビーベッドを置き、隣のリビングにプスプスを置いて、日中は時間帯によって移動したり、夜中は授乳の順番待ちで1人授乳中にもう1人を寝かせて脚でプスプスを揺らしたりしました。生後1ヶ月頃からは子供達をベランダや庭へ抱っこで連れ出していましたが、2ヶ月頃からはプスプスを庭に出して寝かせて外気浴・日光浴をさせました。(プスプスはその都度脚を拭いて家に入れたりしていましたが、スイングラック購入で、プスプスは玄関に常駐) ■2■ 3ヶ月~散歩・買物へ3ヶ月を過ぎた頃、30分程度の散歩へと出かけるようになりました。 この頃は縦へ2人を並べて寝かせています。脚の動きが活発になりすぎ危ないので、このような状態にしました。結果、中で転がることもなく、5ヶ月頃まではなんとかこれでやり過ごしました・・・が、そろそろきつい?どうしよう?と悩んでいたら。2人が相次いで初風邪~ノロと順々に感染し、2ヶ月近く自宅と病院の往復(自家用車利用)の日々だったため、プスプスの出番ほとんどなし。しかし、プスプスでお出かけすると、本当に多くの方に声を掛けていただきました。最初は乳母車の珍しさ・懐かしさから近寄ってきて、籠の中を覗いて双子と気付いてびっくりされることがほとんどでした。でも、この頃は私にも慣れない育児の疲れが知らず知らずに溜まっていたようで、見知らぬ方にたくさん声を掛けていただき、「がんばって」と励まして頂いたことが本当に心強かったです。これもプスプスのおかげですね。 ■3■ 6ヶ月~お座り子供達の体調が良く穏やかな小春日和には、近場へ散歩に行くようになりました。その頃には2人とも首が据わってお座りらしきこともできるようになってきたので、最初は籠内にバンボを入れてみたのですがどうにも狭くて数回で断念。籠の側面に傾斜がついているので、バスタオルやブランケットを畳んで背あて代わりにして、子供達を向かい合わせで座らせました。画像は生後9ヶ月を過ぎたころのものですが、座っている様子がお分かり頂けるかと。 (画像の頃にはもうつかまり立ちしているため、フェンスを接いであります) ■4■ 9ヶ月~つかまり立ち対策でフェンスをセッティングプスプスを使ってよかったと思えるのは、子供達の足の成長が著しいことでした。視界が広いので、外を見ようとフェンスにつかまって立つようになってきたのです。でもこれだと転落の恐れがあるので、延長フェンスをセッティングしました。このフェンス、子供でもつかまりやすい太さなので、我が家の双子はプスプスに乗ると座っていることがほとんどなくなりました。 しかし、まだまだ握力が弱く、脚も不安定なので、しょっちゅうこんなことに・・・w でも、すぐに先を争って立つようになり・・・ ↑先頭を娘に取られて不貞腐れた息子www更に、長い時間外で過ごすと当然・・・ この時期の子供達にとってプスプスのいい点は、子供達が寝てしまったときに「ベッド」になりうる点です。この時も、1人は寝て、もう1人はお座りさせ私が隠し持っていた取って置きの絵本を渡すと、寝ている相棒を書見台にしてw絵本を大人しく見ていてくれました(笑)伝い歩きもできるようになってきた頃はよく2人でプスプスの中で追いかけっこしていました。購入前東京乳母車さんにお邪魔して社長の「けんぶんさん」とお話した際、「プスプスを使うと歩き始めるのが早いようですよ」とは聞いていたのですが、なるほど、確かに早かったように思います。 ■5■ 1歳5ヶ月~転落防止に苦慮すっかり自分の足で歩けるようになった双子は、プスプスの中でも自由に動き回っていました。するとこんな事態になることもしばしば。 同じ箇所に寄りかかってしまうため、車輪が持ち上がったり車体が横へ傾いたり。実際子供ごとプスプス転倒が2回ほどありました。そこで、この頃徒歩時には必ずハーネスを装着していたので、そのままプスプス内でも装着。いざというときはハーネスを引っ張り易いように、リードの持ち手をプスプスのハンドルに掛けていました。しかし、それでもプスプスを止めようとうは思いませんでした。プスプスが子供の身体を拘束しないことは大いに利点でもあったからです。好奇心が旺盛な子供達を抱えたり降ろしたりの作業が一瞬でできるのは本当に有難かったです。 これは水族館へ行った際ですが、1人を抱えて、次に交替してもう1人を抱えて・・・が一瞬でできて助かりました。通常のバギーとは違って子供の視点が高く視界も360度フリーなのもよかったです。また、残念ながら雑踏の中など歩きタバコの人もまだまだいて、バギーだと子供の目の前をタバコが行過ぎることも多く、その点プスプスなら視点が高く雑踏の中でも危険が少なくて「籠に守られている」感じがとても安心できました。 ■6■ 1歳10ヶ月頃~操作に苦慮この頃になってくると、プスプスを動かすのが段々大変になってきました。子供達の体重が増えて身長も伸びたため、荷重がかかって角を曲がる際に難儀するようになったのです。子供がフェンスに寄りかかると上半身が飛び出してしまうような感じなのがお分かりでしょうか。急いで動くと籠から子供が落ちそうな感じでした。そんなある日、ついにハンドルが車体とのジョイント部分のネジ止め部分で千切れてしまいました!多くの荷物をハンドルに掛けたせいか?あるいは操作で負荷が掛かり過ぎたのか?それともその両方か?原因は分かりませんが、とにかくぽっきりと・・・幸い、ハンドルの高さ調整の穴をずらして再度車体とジョイントできたので、ハンドルの高さは低くなりましたが使い続けることができました。(なお、東京乳母車さんの社長・けんぶんさんによると、ハンドルだけ別売りも可能ということでした。)このハンドルぽっきり事件のあとから、荷物はハンドルには一切掛けずに、籠の中に一緒に入れるようにしました。 これもプスプスの便利な点でしたね。長時間外出の際には双子で荷物も多かったのですが、画像のようにLLBeanのトートバッグ(Mサイズ)に入れて置くと、バッグ自体が自立するため子供達の足元に荷物がぐちゃぐちゃとなることもなく、子供が立ち疲れた際の椅子代わりにもなって便利でした。なお、この頃にはプスプス内はすっかり土足状態です。基本のマットを通販で見つけたおねしょ用の薄いベッドパッドでくるんでシーツに入れて使用していました。 ■7■ 2歳~プスプス卒業ついにプスプスを卒業せざるを得なくなりました。理由その1・・・双子がフェンスを乗り越え脱走するようになったため理由その2・・・プスプスが寿命を迎えたため上記の動物園へ出かけた画像の頃(1歳10ヶ月)にはすでにプスプスに異常が発生していました。荷重に耐え切れなくなったのか、プスプスが右に傾いてきていたのです。動かすたびに「キー、キー」と異音がして、曲がる際に前輪を軸にして後輪を持ち上げると「ギギギギ」と軋む音もしていました。タイヤ表面も溝がなくなるほどで、ついには直進できなくなりました。オーバーホールすればまだまだ使えたようですが、理由その1もあり、ついにプスプスを卒業した次第です。尚、参考までに、その後の移動はこんな感じになりました。 1人乗りバギー+バギーボードです。もともとこのバギー(Jeep製)は生後4ヶ月に購入し、子供を1人だけ連れて外出する際などに使用していました。しかし、このバギーもその後1ヶ月で破損。なんと足置きステップのベルトを娘が踏み抜いてしまったのです。すぐにリッチェルの大型の一人用バギーを購入しましたが、こちらも2歳8ヶ月頃には2人とも歩きたがるようになったので、バギーそのものから卒業となりました。 以上、双子でプスプスを使用した記録と個人的感想をまとめてみました。こんなまとめですが、現在双子を妊娠中でプスプス購入を検討されているご夫婦のご参考になれば幸いです。★★★2010.1.16追記★★★雨天の場合のレビューが抜けておりました。次の記事として追記 → 雨天の場合
2010年01月15日
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