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2003年06月18日
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昨日の夜から名古屋です。今回は<日本老年医学会>に参加です。これは2年に1回は、合同の<老年学会>になり、関連の老年精神医学会とか、歯科、基礎学会なども一緒で学会規模が大きくなります。もう、10年ぐらいほぼ毎年参加してほぼ毎回研究内容の発表もしています。自分の発表だけしてとんぼ返りのことも、今回の様に割とゆっくり参加できるときもあります。大学にいたときと違い、いまは通常診療が終わってから学会の準備をするので、結構大変ですが私たちの仕事(本業!?)には実は<診療、研究、教育>の3つの柱があって、配分には個人差がありますが研究をする姿勢はとても大事だと思っています。研究というと、<実験台にされる、とかモルモットにされる>とかっていうイメージの方もいらっしゃいますがまあ、いま私たちがしていうような臨床研究はかなり違います。安全or危険?的な内容でなく、臨床研究ではbetter, bestをさがそうとしていることが多いです。いろいろな技術が進歩すると、商品がかわるのと同じです。もう当たり前になってしまった技術ばかりを提供するだけではだめなのです。できれば自社開発もあつことが、後進の教育、診療のためにとっても大事なことと思っています。
で、老年学会ですが、2年ほど前の介護保険導入後かなり内容が変わりつつあります。今回もこの関連学会にあらたにケアマネージャー(要介護の人に応じた介護プランをたてる職種)の方の学会が加わりました。
介護保険が導入されて医療や介護をとりまく状況がどう変わってきたか?経済的にはどうか?などが話し合われるようになり、これまで学会にあまり参加されていなかったDr.も関連職の方も増えています。マスコミ関係の方の参加、市民公開講座も増えています。
他の学会では、医療ーつまり病気のことや、治療法が研究テーマの主です。老年医学は、他の医学がどんどん細分化し、<臓器別>になっているなか<全人的医療>を掲げています。<高齢者という人>を診るのですが、ここでは<家族>を一緒に診る、社会的環境を診ることが必要になります。なかなか<老年医学>という学問、<老年病科専門医>もわかりにくく、現在の状況でどうその専門性を発揮するか、も話しあわれています。私自身、<老年病科専門医>で、もっと増えるべきだと思っています。<痴呆><人間の尊厳><健康寿命><老年症候群><終末期医療>などなど。
うーん、と悩みつつ多くのシンポジウムや講演を聴いてきました。日本はこれから大変です。4人に1人が高齢者の時代ですから。
皆様、健康には思いっきり注意しましょう。65歳のときに症状が出現する病気の大部分は30代40代からすでに始まっています!


とりとめなくなってしまいました。おいおい具体例も書いていこうと思います。






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最終更新日  2003年06月21日 02時44分40秒


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