フリーページ

2003年10月15日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
最近は、医療機関毎に役割分担をしよう、というのが基本的な方針です。
入院、入所施設では、急性期医療、慢性期医療、療養型病床群その他に特別養護老人ホームなどの介護施設、それに外来の日常診療を行う家庭医的な診療所など分かれます。

病院では、診療報酬も入院期間が長くなると低くなるので(一定期間毎に、長くなるほど1日あたりの病院の収入が低くなる)入院期間を短くすることが病院の増収につながります。

この病院の役割と言う点と、収入の面があり、入院期間をなるべく短くしようと考えますが<社会的入院>のために入院期間が長くなるかたが多くいます。

つまり、急性期医療が終わった時点で自宅へ帰れる人とそうでない人に分かれます。リハ施設など積極的な医療を求めて転院する人もいますが、特に高齢者の場合、<介護者不在という家庭・在宅の状況>によって帰れない、<社会的理由のための入院>の方が多くいます。

例えば、糖尿病、少し物忘れあり、と言う方は食事、薬(またはインスリン注射)を誰かが管理しなければなりません。
と、いってもたとえば食事と、朝の内服薬の見守りで大丈夫なので<学生寮、社員寮>のようなレベルで充分なのですが、退院できないのです。

結局、療養型病床群や、施設を探すのですが、ここでまた問題があります。
一緒にくらしていなくても、<誰か>がいるかどうかで成否が決まります。



遠くに住む息子さんなどと<絶縁状態>、いちおう同居だけど全く無関心、嫌悪感や憎悪を抱いているなど種々のケースがあります。(圧倒的に息子さんの方が頼りにならないです)

また、経済状況で患者さんの年金を充てにしている場合などもあり、経費のかかる施設への入所を断る場合などもあります。

これらとはまた別に、高齢者虐待の問題に関わる場合も出てきました。

今日は、同居中の家人からの虐待が疑われる高齢女性に入院の手続きをとりました。以前から何度か入院している90歳の女性です。

以前も、88歳の男性の患者さんで区の福祉の方から<家庭内暴力が疑われるので、緊急避難的に、介護者である同居中の家族と距離をおきたいのでまず入院させて保護したい>と依頼のあったケースがありました。

行政の関与は微々たるもので、院内のsocial workerや訪問看護部のスタッフと頭を悩ませています。

本当に氷山の一角だと思うのです。
病院の役割ではない部分も多いのですが、関わる患者さんには何らかの解決策を綱渡り的に探しています。

あらゆるタイプの介護施設、保護施設の充実を日々願ってます。

これからどうなるのでしょうか。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2003年10月16日 00時58分54秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

みやりん380

みやりん380

お気に入りブログ

終わりのない夢に向… イッちゃんE320さん
経営に効く!名言・… まどきち(旧姓マドキータ)さん
パワーステーション アマンダ・ギャレットさん
●尾崎友俐● ◇尾崎'友俐◇さん
☆BABY GIRL☆ aya19801015さん

コメント新着

ゆう@ とうとう出ちゃったね うわさは本当だったよ。 http://himitsu.…
ナイスミドルteru @ いつもありがとうございます 最先端の情報をうまく取り入れて実践して…
ナイスミドルteru @ Re:久々のゴルフ(05/02) いつもありがとうございます。 私は40…

© Rakuten Group, Inc.

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: