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(1)自分で取り組む心のケア
患者会やサポートグループに参加する
●人に相談する
・身近な信頼できる人に話を聞いてもらう、
愚痴をこぼす
・患者会やサポートグループに参加する
・経験者に相談する
・主治医・担当医・看護師に相談する
・精神科や心療内科で相談してみる
●心のなかを整理する
・疑問や心配事、不安に思っていることを紙
に書き出す
・今考えるべきこと、後で考えるべきことを
わける
・正しい情報を集める(入手先の紹介も含め
る)
●病気を忘れる時間を作る
・仕事や家事をする
・趣味に打ち込む
・散歩をする
・体を動かす
・買い物をする
・好きなテレビや映画を見る
・読書をする
●いつもとは違う考え方をする
・自分が心配していることが実際にどれくら
いの可能性で起こるのか冷静に考えてみる
・心配事、不安に関連した考えを批判的に眺
めてみる
・家族、友人、他の患者の言葉を思い出して
みる
・同じ状況におかれた家族や友人にどのよう
にアドバイスをするか考える
・「5年後、10年後に同じ体験をしたら?」
あるいは
「元気なときの自分ならどう考えるのだろ
う?」と問いかけてみる
・過去のつらい状況を乗り越えるのに役立っ
た考え方を思い出して応用できるか考え
てみる
●いつもとは違う対処法方を試す
・過去のつらい状況を乗り越えるのに役立っ
た方法を思い出して試してみる
・経験者や他の患者さんがおこなっている取
り組みを試してみる
・できるだけ頭を自由にして思いつくまま対
処法を考えていく(→問題解決療法)
●受け入れる
・病気になると、不安は誰もが感じるもの
・落ち込みや不安になっている自分を責めな
い
●心をリラックスさせる方法を身に付ける
・→漸進的筋弛緩法や呼吸法の紹介
(2)専門家と取り組む心のケア
患者さんやご家族と一緒に心のケアを行う専門家がいます。
病院によって「精神科」「心療内科」「精神腫瘍科」「サイコオンコロジー科」など標榜する診療科が異なります。あるいは「緩和ケアチーム」「支持療法チーム」というサポートチームに所属していることもあります。
医師(精神科医/精神腫瘍医/心療内科医)や専門看護師、臨床心理士が患者さんやご家族からお話を伺い、お困り事に応じて対応を考えていきます。カウンセリングが基本になりますが、主には医師が薬を使った治療を行い、臨床心理士がお薬を使わない治療(心理療法/リラクセーション)を担当します。認定看護師・専門看護師は患者さんが生活しやすいようにケアや生活の工夫の相談を受けています。
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