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「アラリン (aralin)」というタンパク質に、正常な細胞を傷つけず
にガン細胞だけを自滅(アポトーシス)させる強力な抗腫瘍作用が
あることが明らかにされています。
東京理科大におけるタラノキ研究のポイントガン細胞を狙い撃ち:
アラリンは、ガン細胞の表面にある特定の受容体(HDLBPなど)を
認識して結合し、タンパク質合成を阻害してガン細胞を死滅させま
す。
正常細胞には無害: 正常な細胞にはダメージを与えないという
「選択的細胞毒性」を持つことがマウスを用いた実験で報告されて
います。
経口投与の効果: アラリンを含んだタラノメの抽出物をマウスに
経口投与した実験では、形成された腫瘍のサイズを50%以下に抑
える効果が確認されました。
タラノキの成分は古くから民間療法として糖尿病や胃腸病、滋養
強壮に用いられてきましたが、東京理科大学などの研究によって、
現代の科学的見地から抗ガン作用を持つことが解明されています。
結論から申し上げますと、がんの治療や改善を目的としたタラの木茶の
「1日あたりの正確な有効摂取量(何杯、何リットルなど)」は、
科学的・臨床的にまだ決まっていません。
東京理科大学の研究をはじめとする一連の成果は、あくまでマウス実験や
試験管内での細胞実験の段階(基礎研究)です。
人間に投与して効果や安全な用量を調べる「臨床試験」は行われて
いないため、「がんに効果がある医薬品」としての推奨量は存在し
ないのが現状です。