ものものモノローグ★

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2010年07月04日
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カテゴリ: バイク・クルマ
ホンダは、若者を中心とした二輪車離れに対処するため、全二輪車の値下げを発表した。
下げ幅は、「スーパーカブ50」では4万円、
中型スクーター(250cc)の「フォルツァ」では12万円などとなっている。
かなり思い切った値下げ幅だ。

海外製部品の比率を高めたり、人件費の安い国で製造したモデルの国内投入を
増やすことなどにより、コストダウンを図るという。

確かに値下げは多少の販売台数増には繋がるだろう。
しかし、これだけではバイクユーザーを増やす決定打にはならない。
バイクユーザー減少の最大の理由は、駐車場の問題だろう。


駐禁取締に限っては、駐車監視員と呼ばれる民間の職員が取締を行えるようになった。
タイミングが悪ければ、たとえ数分間の駐車であっても、
駐禁のペナルティを取られてしまう。
道交法改正以前は、バイクの駐禁取締は比較的緩やかだった。
歩行者等の邪魔にならないように駐車すれば
ほとんど駐車違反を取られることはなかった。
ところが駐車監視員の出現により、状況は一変した。
道交法改正直後には、1日のうちに数回駐禁を切られたライダーもいたようだ。

バイク乗りなら身に染みていると思うが、世の中にはバイク用駐輪場などは
雀の涙ほどしか存在しない。2006年6月以降、駐輪場の設置は増えてはいるが
まだまだ全然足りていない。バイクで秋葉原などに買い物に行くと、

圧倒的に少なく、すぐに満車になってしまってなかなか停められない。

「手軽にどこにでも出かけられる」というバイクの最大のメリットが
失われてしまったのだ。

このような状況になってから、駐輪のことを考えると憂鬱になり
バイクで出かけることが激減してしまった。

比較的駐輪しやすい小型/原付バイクに乗り換えたり、自転車に乗ったりしている。
バイクに乗ること自体を止めてしまった人も多いだろう。
性能の良い電動アシスト自転車が増えたため、原付バイクの売上も著しく減少している。

中型バイクのユーザーが原付に移行し
原付バイクに乗ってた人が自転車に乗り換えている。
こんな状況ではバイクの販売台数が増えるはずもない。

バイクの人気を高めたければ、二輪車業界は全力で駐輪場問題に取り組む必要がある。
このことは道交法改正以降ずっと言われ続けてきたが、改善のスピードは牛歩並みだ。
街を散策すると、駐輪場を設置できそうな場所はたくさん見つかる。
工夫さえすれば駐輪場を何倍にも増やせるはずだ。
二輪車業界は、今後の道交法改正に働きかける必要もあるだろう。
現在の駐禁取締は、サッカーで言えば
常にいきなりレッドカードをつきつけるようなものだ。
サッカーの審判員は、注意に留めたり、イエローカードを出すなど
悪質なプレイの度合いによって柔軟に対処する。
本来、交通の取締においても柔軟な対処が可能であり
実際に取締官の裁量に任されている部分は多い。
軽微な違反行為には注意を促し、それを繰り返すようなら罰金を取られ減点される。
もちろん悪質な違反には厳しく対処する。
駐禁取締でも同様だ。
「0か1か」ではなく、もう少し取締内容に幅を持たせるべきなのだ。

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最終更新日  2015年12月16日 22時25分48秒
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