日本テリア:モアナと子ども達

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2019.06.16
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カテゴリ: 健康管理
今日のタイトルは、我がブログ史上最長でしょう。
だって、本の題名が長いんですもの。大笑い

『改訂版 愛犬が「僧帽弁閉鎖不全症」と診断されたら読む本』が正式な題名です。
著者は、ドクター上地。
以前、モアナの記事でご紹介した、僧帽弁閉鎖不全症の手術を行う病院、JASMINEどうぶつ循環器センター所長の上地正実先生です。

実はこの本を読む前は、上地先生が著者なんだから単純に手術を勧める内容だろうと思っていました。
が、読んでみると、投薬治療を選択した場合の留意点も含めて書かれていますし、使われる薬の種類や効果なども明記されています。
モアナの死後になってなぜ今更この本を入手したのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。実は、奈々も僧帽弁閉鎖不全症の診断を受け、お薬を飲み始めました。
(奈々の件については後日また述べたいと思います)
モアナの時のような後悔を二度としたくない、その思いで今あらゆる情報を収拾、分析中です。

ともかく、この本が簡単に手術を勧めている訳ではない、と知り皆様にも紹介したいと思いました。


内容を紹介しますと

第1章は「僧帽弁閉鎖不全症」とはどんな病気なのか、専門医からの説明になります。

第2章では、「僧帽弁閉鎖不全症」の診断後、飼い主がとるべき行動(心雑音の有無のチェックや食欲のチェック、受けるべき検査やその目的など)が詳しく書かれています。

第3章は、この病気の進行の目安となるステージの説明、手術の種類(例えば、生体弁か人工弁か)、紹介から退院までの流れ、手術費用もちゃんと出ています。

第4章では、術前術後の日常生活について飼い主へのアドバイスが書かれています。この章を読むと、上地先生は犬がお好きなのだなあ、と分かります。テクニックに走るのではなく、犬の気持ち、飼い主の心情に寄り添って書かれている助言は読んでいると温かい気持ちになります。
また、この章で投薬治療を選んだ場合の日常生活の留意点が、症状の進行ステージに合わせて書かれています。

第5章は、病院選びと手術のタイミングについて述べられています。
上地先生は飼い主に判断を任せるために必要な、手術と投薬のメリット&デメリットを述べるにとどめるだけで、手術を積極的にすすめたりはしないようです。

上地先生ご自身の原稿は5章までです。6章に相当するところには、動物医療グリーフケアアドバイザーのお話が書かれています。この章では、いかに飼い主が愛犬に寄り添い、愛犬の気持ちをリラックスさせることが重要であるかが詳しく述べられています。

7章にあたる部分は、上地先生が執刀した犬たちの飼い主さんへのインタビューが載せられています。
4頭の犬全頭がチワワなのに驚かされます。奈々よりずっと小型の犬たちですが、手術時の年齢はみな奈々より若いのです。ただ、いずれも肺水腫や心不全を発症してからの手術でした。

うーん、奈々ちゃん、どうしようね。いまだお悩み中のモアナ母ちゃんです。

この本の良いところは、愛犬が僧帽弁閉鎖不全症と診断された時の治療選択肢について、手術を選択肢に含める啓蒙書であると同時に、僧帽弁閉鎖不全症を不治の病と思って諦めるのではなく、僧帽弁閉鎖不全症が治る病気である、という事を飼い主に知らせてくれる書である点だと思います。

この本を読む前は、小型犬が年をとったら心臓病、取り分け僧帽弁閉鎖不全症は避けられない不治の病なのだ、と思っていたモアナ母ちゃんですが、今はちょっと考え方が変わって来ています。
​
改訂版 愛犬が「僧帽弁閉鎖不全症」と診断されたら読む本【電子書籍】[ 上地正実 ] ​
















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Last updated  2019.06.16 19:08:28
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