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Jul 8, 2007
過去の短編小説02
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「お前みたいな女、大嫌いなんだよ!キモイんだよ。お前は、金さえみついでりゃいいんだよ!金がなくなったんだったら消えろ!」彼が私に言った
『いや・・やめて・・やめて・・イヤ~~~~~~~~~!!』そして私は、暗闇へ落ちていった。
気が付けば、私は森の中にいた。
雨が降っていた。とても強い雨が・・。
二日経ってもその雨降りつづいていた。まるで私の涙のように。
私は、気づいた。ここは、私の心の中なのだと。
でも、どうしても、ココからの出方が、分からない。
自分の記憶をさかのぼろうとすると、電撃の様なものが頭に走る。何があったか思い出せない。ただ、男の人と、自分が言い争っているのが浮かぶ。
私はとぼとぼと歩き出した。雨は 止まない。止むどころか強くなっている。私の心が、なげいているのか?
「元の道を戻れ。これ以上先へ進むな。そこには恐怖が待っている」と。私はたじろぎ、後戻りをしようとした。『これ以上悲しくなるのなら、ココエいた方がマシ。誰もいないここが』木たちが言う。
「そうだそうだ。悲しくなりたく無いだろう?思い出さない方がいいんだ。さぁ元の暗闇へ戻るんだ。そのとき、
『まって』かわいい声がした。
私は振り向いた。そこには、ピンクのコスモスがいた。
「チッ」木たちが舌打ちをする。
『あなたは先へ進んで!きっとその向こうに青空があるから。暗闇の扉を開けて。あなたなら、きっと大丈夫!ちゃんと思い出して、自分を見つめて。そして、自分の心を取り戻して。進まないと木になってしまうから・・・。』
『えっ?』
私は驚いた。
『この木たちはね、あなたのようにココへ来て戻れなくなった人たちがなったものなの。だから、あなたは木にならないで。』
私は尋ねた。
『あなたはどうしてコスモスなの??』
『私はココへ、はじめて来た人間なの。私は、ココの管理人だから、ココから一生出られないの。だから私の分まであなたが・・・』
そう言ってコスモスは、消えた。
『急がなきゃ。』
私は走った。
どれだけ走ったか分からない。
涙がぽつぽつ落ちてくる
頭の中の鎖がはずれたようだった。
そのとき私はふと上を見た。
青空があった。雲一つ無い大きな空が。
私は抜け出せたのだ。
あの暗闇の向こう側から。
私は、自分の記憶をたどった。頭に痛みは走らない。
そして思い出した。私は男にフラレ暗闇にいたことを・・。
そしてそのことが、ふっ切れたことが。
私はコスモスのことを心配した。
でも、あのコスモスが何だったのか、思い出せない。あのコスモスが、私の記憶をいじくったのか?
だけど、あのコスモスのおかげで私は一歩、前へ進めた気がする。
私の服は 雨のニオイがした・・・・
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Last updated Jul 8, 2007 07:10:49 PM
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