上海起業ストーリー目指せ！チャイニーズドリーム

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　今日は、土曜日ですね！

　お金が溜まるのなら大歓迎ですが、仕事が溜まるのは精神衛生上、良くないですね！そこで、せっせと片付けることに精を出しました。

　う～ん、でもまだ全部は終わってません。もう今日は疲れたので、続きは明日に持越しにすることにしました。

　その他、今、一番難航している仕事、緊迫感と覚悟を持ったサポートでご報告した、ある案件のパートナー探しの仕事で奮闘しました。

　この案件の条件は、非常に厳しく、この条件に合致する技術者をアサインできる企業は、そんなに多くありません。難しいのは承知で引き受けた仕事ですが、やっぱり予測通り、難航中です。でも何とかしなくては！！！

　昨日は１社、今日も１社、見事に敗北です。

　「そうだ！Ｚさんに相談してみよう！」と思い立ち、すぐに携帯電話でアプローチ！

　このＺさん、私が偉大だと思っている起業家のひとりです。私から見るとビジネススタイルがちょっと強引過ぎて危ないなとは感じますが、目に見える成果を確実に出しています。そういう意味では、本当に偉大だと思います。

　Ｚさんは、かれこれ３年ほど前まで、技術者１０数名を率いた○○○会社の総経理（社長）さんでした。私が初めて会ったのは、ちょうどその頃で何とか新規顧客を開拓しようと必死の営業をされていた頃です。

　Ｚさんは、切れ者、かつ、人をやる気にさせるのが非常にうまい人です。　また、とても強引、豪腕なスタイルで事業を行い、はたで見ている方が危ないと感じるくらい、やり手の起業家です。

　その後、あれよあれよといううちに、数百人規模の会社に成長させました。信じられないほどの成長スピードです。

　しかも、それだけではなく、いまや傘下に数十社の様々な業種の子会社を抱える企業グループ（集団）にまでなりました。今もなお、増殖し続けています。

　私は、「なんでそんなに生き急ぐんですか？」と真面目に質問したことがあります。すると彼は「時間がありませんから！」と答えました。まだ３０歳代後半です。時間はたっぷりあると思うのですが、おそらくとてつもなく大きな目標を追いかけているからでしょう！

　実はかれこれ１年半前のことに遡りますが、私が上海に今の会社を設立し、Ｚさんのところへご挨拶に行った時のことです。

　Ｚさん、寝る暇もないくらい、忙しいにも係わらず、一緒に昼食を食べてくれて、その後、喫茶店に行き、いきなり、「○○さん（私のことです）をぜひ応援したいです。○○○会社、やってみませんか？」と切り出されました。

　私はびっくりです！自分の耳を疑いました。

　私は一週間ほど悩みました。
　恥かしながら、正直なところ、Ｚさんのことを疑ってしまいました。美味しい話には裏がありますから！

　そこで、私は、Ｚさんのことを昔からよく知るＳさん（上海人）のところに、足を運び、相談しにも行きました。

～中略～

Ｓさん：

私：
「えっ？恩？俺、何かしたっけ？」

Ｓさん：
「直接的ではないですが、ちょっとしたきっかけを作ってます！Ｚさんはそういうのを忘れない人です。」

私：
「そうなのかなあ？でもなあ～」

　私は悩みました。夜も眠れないくらい悩みました（ちょっと大げさかな（笑）！）

　悩みに悩んだ末、出した結果は、『まず自分の会社を軌道に乗せるのが先決！最初から２社同時立ち上げでは、両方とも中途半端で駄目になってしまう』でした。

　この時の決断が正解だったのか？不正解だったのか？それはわかりませんが、たぶん正解だったと今も思っています。　

　というわけで、この時はＺさんに丁重にお断りをしました。Ｚさんは寛大に受け止めてくれました。でもちょっと面子を潰してしまったかもしれないなあ～と未だに気にしています。

　こういうことがあって、ちょっとＺさんには遠慮がありました。

　今日は久しぶりに電話でお話しました。
　相変わらず、低姿勢ですが、自信たっぷりのてきぱきとした話し方。「詳細をメールで送ってください。検討します。」と言ってくれました。

　しかし、結果はまだわかりません。何しろ条件が厳しいですから！
　でも懐の深い会社です。何とかしてくれるかもしれないと期待しています。結果は来週以降！乞うご期待！

　いつも皆様からパワーを頂いてます！有難うございます。これからも上海で日夜奮闘します！
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