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林恩宇が日本に着いて3週間。適応状態は良いが、彼が言うには「すごく台湾が懐かしい。台湾の全てが」。林英傑も去年、「ホームシック」の段階を経ている。日頃レストランで食事をするとき、海側の席に座らなかったほどだ。なぜなら海を見ると台湾を思い出してしまうから。
林恩宇は中学を卒業すると台北に野球留学してあちこちに遠征する日々を送った。故郷を離れることには慣れており、ホームシックになることはあまりなかった。「台湾ではたとえヨソの場所に行ったとしても環境はわかっていた。でもここでは言葉は通じないし、練習以外はホテルに帰って来ると退屈でつまらない」。さらに、「もう3日もテレビをつけてないんだ。見てもわからないから」。
ホテルに戻ってから林恩宇がいつもしているのはインターネット。「台湾には帰れないけど、仙台でもいいから帰りたい。家には自分の居場所があるし、どこに行けるかもわかるから」。しかし、久米島は違う。沖縄から飛行機で45分、住民は僅か9000人あまり、道に人はいないし、商店やレストランも多くはないのだ。林恩宇は日々が過ぎるのがとてもゆっくりに感じる。
林英傑が林恩宇をなぐさめて言うには、「僕も1年目に来たときはそうだったけど、2,3ヵ月たつとだんだん慣れて来て、日本語が少しできるようになって他の選手とやりとりしたら、日本にいておもしろいと感じることができたんだ」
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