南国でお気楽ガーデニング

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いちご 栽培方法



苺は種子をまいて育てるのではなく、ランナーと呼ばれるツルを育てて
植え付け、実をつけさせます。
植付け時期は4月~5月ですが、ある程度早く植えたほうが
ランナーの発生は良いようです。
日当たり、風通しが良くて、排水の良い所が理想的です。
植付け後1週間位は潅水をして活着を促進させましょう。
7月中旬以降ランナーを切り離して苗床やポットに植え独立させます。
多肥と多湿を嫌います。特に根が敏感なので、
濃い肥料を根にくっつけてしまったら枯れる可能性大。

冬の防寒対策
いちごは結構寒さに強く、関東以西での越冬は容易です。
秋の定植以降根が良く張っていれば、厳寒期(12月下旬~2月末)に
保温資材(ワラ、寒冷紗、その他通気性のある保温資材)を
直接株の上から掛けて保温すれば十分でしょう。

そしていよいよ・・・・っ!!
開花時期 4月
 いちごの花や実は水気には弱く、長雨の場合、開花しても受粉がうまく
 いかなかったり、実が腐ってしまうことがあります。
 これらの対策として効果的なのが透明ビニール等による「雨よけ」です。
 寒さや雨などの影響を受けずに咲いた花は、自然の風やミツバチなど訪問 昆虫の助けを借りて受粉し、結実します。後は実の肥大を待ちましょう。
 この時期、元気の良い株からはランナーが伸びてきます。
 養分の分散を避ける意味からも株元から切り取ってしまったほうが
 良いでしょう。来年用の苗は6月以降に伸びてきたランナーで十分です。

収穫時期 開花からおよそ1ヶ月で収穫を迎えます。

病気・害虫について
家庭でいちごを育てる場合、出来るだけ無農薬で育てたいものです。
害虫防除や忌避剤として「木酢液」「牛乳」等、病害防除として
「焼酎」等が考えられますが、効果はさだかではありません。
肥料を多く与え過ぎたり、日当たりや風通しの悪いところ、
排水の悪いところに植えつけた場合に病害虫が発生しやすくなることが
考えられますので、いちごが健康に育ち、病害虫が発生しにくい状況を
作ることに努めてください。

主な害虫:アブラムシ類 オンシツコナジラミ ダニ類 ハスモンヨトウ
主な病気:うどんこ病 灰色かび病 たんそ病 根腐病

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