もっぷ道-season1３-わがままなおしゃべり

Profile

ももびー

フォローする

Freepage List

ずっと引っ越したいと思ってた

アパートは　子育て世代は多いが子供の成長とともに一軒家に移っていく

娘なども　取り立てて仲良くもない同級生が知りあった同級生に　 ここ〇〇ちゃ

んのアパート　と吹聴する事に心をザワツカセていた

かといって　私たちの選択肢は義実家一択

ご主人様が提案してくる事もなかった

ずっと　秘めて引っ越すチャンスを狙っていた

だけど　なかなかそのタイミングが訪れず　去年から　妹や子供たちに言うよう

にした　　　言霊ね

そこで現れた　ほぼイメージ通りの物件

これ以上は無い と思った

でも　ここですんなり決まったら　出来すぎだとも思った

すると　一週間ほどで売り物件から消えてしまい　悔やんだ

その頃は　年度末あたりに売りに出ていた　滑り止め的に考えていた新築　中古

物件が次々と消え　そろそろ動き出さないとアパートから出れないと少し焦りが

出ていた

生活が貧窮するが価格をあげようか・・・　と焦っていた時に出てきた物件

自分がそこで生活するイメージが出来た

毎日毎日神頼みをして　これは神様が手を差し伸べてくれたのかもしれない

そのチャンスを掴めなくて　でも　きっと住めると信じていた

１ヵ月後　再販され　今度は即行動に移して　数日後には内覧をして　その場で

購入を決めた

ただ　気がかりは不動産屋さん

購入を決めたのに　ずっとネット上では売り出しているし・・・

そんな不信感がいっぱいだが　購入する側は　不動産屋が競合していない限り選

売主との間を取り持つのは彼で　彼がいないと物事は進まない

内覧をしたご主人様は　 思ったより綺麗で広い 　と好感触

子供達は　不動産屋に不信感いっぱいで　息子なんて初対面の契約の時　すごい

不愛想

契約の内容はスルーしながら　個人情報についての文書だけ一字一句チェックし

て　 お姉ちゃんの個人情報　ちゃんと削除したか聞いて 　と私に詰め寄る

そんな息子だけど・・・お盆に娘も加えた家族４人で再内覧をした

不動産屋にツンツンしながら　物件の写真を見てあまりいい印象を持っていなか

った息子

この日の内覧は　捨ててしまう屋内の家財などで　 必要な物があればそのまま使

って構わない というので選定を兼ねている

昔は　人の使ったものなんて・・・と思っていたが　賃貸だったらキッチンもト

イレもお風呂も前の人のまま

宿泊施設もそうだし　私たちがアパートに入った時の汚れを考えたら　リサイク

ルもこのご時世一理あるなって思った

売り物件の家財は　 買い取り業者に売るのだろうからあまり貰っちゃ売主さんに

申し訳ない　かと思っていたら　 ほとんど値段がつかないし利益にはならないか

ら構わない　と不動産屋

ならば・・・と　これから購入しなきゃいけない物を中心にそのままにして貰う

事にした

息子は　元々嫌悪感を示していた

ご主人様は　息子に　 貰って良いか ひとつひとつ了承を得ていたが　　なんと　

息子の予定の部屋　売主さんの部屋だったようなのだが　そこに入って考えが一変

作り付けのディスクの上の大きなモニターを所望

更に　ディスクを収納する棚も・・・

もしかしたらベットも許容範囲になってしまっていたかもしれない

この内覧で　不動産屋はイマイチだが　物件は納得してくれたようだった

息子の不満材料のひとつに　ハザードマップで浸水の恐れがあること

それが　今はちょっと和らいだ

それは・・・　お盆に実家に行き　兄に会い　引っ越しの話になった時　唯一の

不安が浸水するかもしれない　と言ったら　　

しっかり浸水して家を被災した兄が　 あーあれはそんなに細かく区割りできない

ら仕方ないよ 　みたいな事を言って納得させてしまった

兄・・・絶対また沈むと私たちは思っているが　堤防のかさ上げで安心しきって

いる

引っ越しに向けて　ひとつの壁を乗り越えたが壁は次々出てくる

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう