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沙絵子さんCalendar
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タモリと山中伸弥さんの番組をオンデマンドで観た。認知症がテーマである。
詳しいことはもう一回か二回か三回か…観ないとわからないのだが、認知症は脳内にゴミがたまって脳が圧迫されて縮んでいく、みたいな感じかな。このゴミと呼ばれる物質は害ばかりではない。免疫力として体を守ってくれている。この遺伝子を持っている人は人類の繁栄に寄与してきた。
多産系なのである。
おまけに、若いうちはアタマもいいらしい。
45才くらいから衰えていくのだけれど。
昔は人生50年だったからこれで良かったのかもしれない。
しかし、人生80年、100年と予想外に長生きするようになったので認知症の問題が出てきたわけだ。
それにしても、認知症の遺伝子を持つ人はアタマがいい、という説には驚いた。
我が母が「賢い人ほどボケる。私は賢くないから大丈夫」というのは一理あったのだ。私は単純にもともとアタマがよろしくないとされる人はボケても違いがよくわからないだけだと思っていたのだが。その論理でいくと私もボケないはずだ。しかし、そんなに単純な話ではなさそうである。
難しい話はともかく、認知症予防の話をもっと聞きたかったが意外にさらっと終わったので残念。よく言われる栄養、睡眠、運動のことにはそれほど触れられていなかった。
予防の一つに「ワンちゃん」が出てきたのには驚いた。犬がいると家族に会話が増え、散歩に出かけるので自然に体もアタマも動かすし、同じく犬連れの仲間もできて会話が弾む。
母が「犬がいるから散歩に行くの。この子は私の足になってくれる」と犬をほめそやしていたが、認知症予防にも役に立っていたとは!
猫じゃダメなのかな。
ま、確かに散歩には行けないが、生き甲斐になってくれているんだけどな。運動は別途するからいいや…と思うがよくサボる。犬の散歩はサボりにくいことは認める。
あとはひきこもり、孤立化がダメなんだとー。
私はすぐにひきこもるからなあ…犬じゃなくて猫飼いだし、今は多少なりとも仕事をしているけれど65才までの契約だ。仕事をやめたらひきこもりまっしぐらになりそうな自分が怖い。
あまり、触れていなかったけれど、睡眠と運動で頑張ろうかな。
犬がいいのはわかったが、私はここちゃんが好きすぎて、変えるつもりはない。
趣味はこれといって得意なものもないし、極めているものもない。何にでも首を突っ込んでいるだけ。これは無意識のなかに、こども時代、あれもこれもやりたいのに、禁止ばかりされていたので埋め合わせようとしているのではなかろうか。
それに、趣味は趣味。極められず劣等感をさらに増やしてるとは認めるが、そのときはそのときで没頭しているのだから仕方ない。こんなことをして何の役に立つのかと自分でも呆れるが、やっているときは上手くなりたいと一応向上心を持っているのだ。何の役にも立たないことほど面白い。役に立つなんて思ったら遊びじゃなくなる。
人生は遊ぶためにある、と最近は開き直っている。本音はちょっとは社会貢献したいんだけどね…若いときは体力があったからボランティア活動もしていたけれど、かなり大昔の話だ。
料理が出来ないからこども食堂でも邪魔になるだろうし…
今は働いているからほんのすこーし寄付もできるけど、働けなくなったら…かといって衰える一方の体で前期高齢者になっても働けるとはちょっと思いにくい。働けばいいじゃん、と言われてももう肉体労働できるほど体力がないのだ。こんなに体力が落ち、足腰ガタガタになるとは3年前には思ってもみなかった。ということは3年後には…
私は認知症の心配より体力の衰えを心配した方が良さそうだ。賢くないのでボケてもあまり違いがないような気がする。
老後のことは先輩に聞こう。
土屋賢二さんの最新エッセイ「記憶にありません 記憶力もありません」を図書館で予約した。買おうか借りるか迷っていたが、本はなるべく増やしたくない。片付けられないから。と言いつつ、時々買う。
でも、予約すれば他のの図書館から取り寄せてもらえる。近隣の図書館には残念ながらなかったのだが、この、取り寄せは、ありがたい。
老境を面白おかしく土屋節で書いておられるそうなので楽しみにしている。
番組では触れていなかったが、読書は認知症予防にはいいんじゃないかと勝手に妄想している。
メリークリスマスでしたね December 25, 2024
認知症と被害妄想 December 24, 2024